ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

313.訂正など。

ガンジーさんが、癌爺さんだからといって、
赤ん坊やら病人を扱うように、
「イエス」ばかりいいながらつきあっているのは
ちがうんだよなぁ、と、ぼくも思っている。

逆に、それは差別じゃないかと考えている。
ぼくにしてみたら賛成できないような考えや持論を、
ガンジーさんが書いていることがあったときに、
ぼくは、あまり賛成とは言えないと、軽く書く。

論争を目的にしているわけじゃないのだから、
どっちが正しいか、
決着をつけるまで争うってことじゃない。
ぼくは、ちがう意見ですよと、言ったり、
そのまま見逃し三振したりするだけだ。

時には、読者からのメールで、
ガンジーさんに反論しているものもあって、
それを、見繕ってガンジーさんに転送したりすることも、
ないわけではない。
「病人へのいたわり」みたいなことで、
いろいろごまかしているのは、
ご本人の本意ではないと思うからだ。

で、今回は、こんな『the親戚新聞』になった。

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「訂正と修正」

先日のこの欄で
パソコンと英会話に精をだせ、と書いたが
誤解のないように付け加えたい。
これらはあくまで目的のための手段であるという事です。

いろんな資格を取りまくって
これで安心と考えてるのとは違う。
昭和の初め電話が普及しはじめた頃、
いちはやく商売に取り入れて成功した人もいると聞く。
戦後のモータリゼーションに乗って
機動力を発揮し商売を広げた人も多い。

パソコンも英会話も成功するための道具だと思う。
それをマスターしたからといって別にどうってことはない。
趣味の域をでないからね。
でもこれらを知らないと
これからの社会では活動が制限されそうに思えるんだ。

英会話なんか通訳がいればいい。
パソコンも得意な人にまかせておけばいいでは
困るだろうな。
例えばビジネス場面、会議では通訳がつく。
しかし洋の東西を問わず
会議の合間や終わったあとのレセプションなんかでの
リラックスしたやりとりのなかに
案外重要な意見などが出やすいと思うけどどうだろう?

今や運転免許は持ってて当たり前の時代だ。
さらに世界語として成長して行く英語と
情報発信受信の道具としてのパソコンは
これからのビジネスの必須条件だと考えます。

社会のすべての階層になんて
博愛主義を唱えるつもりはない。
でも、グリーン車やファーストクラスで移動し、
清潔なホテルに滞在し
お金の心配なく食事が楽しめたらいいな、
と思えばの話しだ。

上流階級に住もうが貧民街に寝起きしょうが
それはその人の好みであってお好きにどうぞ、
と申し上げる。
みんながやってるからバスに乗り遅れるな、と
行き先も確かめずに乗ってしまえ、
ということではないので念のためにね。

パソコンも英会話も
目的があれば身につけておいたほうがいいよ、
と考えてるお節介ガンジーなのです。
直接メールを交換してる方から、
いつものガンジーと違うようだ、とのご指摘を頂いたので
公開親戚新聞としては
ほぼ日を公器とみてお伝えする次第です。

それとやはり先日
「医者に仕事をさせてやってる」と発言したことも
訂正します。
あまりに思いあがった不遜な態度でした。
「いい街がいい」いえ言い間違いでした。
彼らは自分の勤めを淡々と消化してるだけで
ガンジーの肉体はその材料であるということです。
だから感謝なんてしたくないのです。
心のない医者と心をもつ患者では
ココロはいったい何処へいけばいいんだい?

ガンジー

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今日は、こんな感じでしたーっ。

(つづく)

2001-07-07-SAT

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