ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

319.ネコとイヌ。

へっへっへ。
また論議を呼びそうなテーマを
選んできたよ『the親戚新聞』主幹ったら。

主幹の主観が、イヌとネコの、
ネコにはっきり軍配をあげたもんだから、
イヌ派の人は、「むむむ」って言うかもしれないね。

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「最後に笑う」

名前をよく知らないんだけど
ビーグルとかコッカスパニールというイヌは
情けない顔、悲しそうな顔をしてるね。
進化の過程で長く辛かった歴史があるのかなぁ。

それでもイヌたちは利口だから
早くから人間に取り入って安住の地を確保してる。
しかしネコはそのインデペンデントな性格ゆえに
人間社会の片隅でひっそりと棲息している。
もちろんイヌもネコも
飼われているものは幸せだけどね。

日本のイヌ族の最高指導者は言う。
我々イヌはネコのように馬鹿ではない。
人間の支配している地球では
彼らのご機嫌をそこねたら生きてはいけないんだ。
だから本来の使い方を捨てて尻尾を
彼らへの従順のあかしとして振り続け、
こんにちの地位を築きあげることに成功した、と。

ところがだ、そのイヌたちは野犬狩りという
人間どもの勝手な悪政によりいまや棲家をなくしてる。
そしてネコたちは相変わらずの
悠々自適な生活を続けていられる。
さらにネコたちは飼いネコの場合でも首輪は飾りだけ。
イヌたちのようにクサリで繋がれてはいないのだ。
ネコの指導者はイヌに対して
高らかに勝利宣言をしたのである。

でもねぇ、ネコたちの多くは
人間と目を合わせると、じーっと観察し、
この人は害を加える人物だろうか?
つまり害人なんだろうか、
あるいは良ちゃん人間なんだろうかと窺って、
逃げようかそれともエサにありつけるのかを判断している。
そこが哀れを誘うよねぇ。

ネコとイヌとどっちが得だと思うかは
意見の分かれるところだが、
ガンジーはネコに軍配をあげるね。
ネコは人間に媚びを売らずに生きている。
そしてエサをもらう時だけ媚びてくるよね。
普段はそんな素振りは見せない。
イヌのように尻尾を振ってあさましい追従をしない。

ネコはそれでも可愛がられる。
その仕草が愛らしいからだ。
イヌのように声をあげ鼻をならして
人間のご機嫌をとろうなんて思ってないのに可愛がられる。
ん?ゴロゴロの音源は何処かな?

人間に例えてみよう、ネコ型は実力派で
イヌ型はおべんちゃら派だ。
ネコ型人間は自分本位で仕事を進める。
自分の意に沿うような段取りを周囲に計る。
周りの者はそれが我が身のためでもあると思い
一所懸命働く。
利用されてることを知らないからだ。
利用と言ういい方は語弊があるね。
結果的にみんなのためになってるから文句は出ない。
ネコ嫌いでもネコ的生き方は一考の余地ありだと思う。


ガンジー

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イヌ派のわたくしでありますが、
これはもう、巨人ファンと阪神ファンみたいな
古典的とも言える対決なので、
特にもうしあげずに、イヌもネコもかわいい、と。
まとめておくことにいたします。

(つづく)

ガンジーさんへの激励や感想などは、
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postman@1101.comに送ってください。
全部とどけられるとはかぎりませんが。

2001-07-13-FRI

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