ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

329.元気をつくる経費。

何にお金を使おうが、その人の勝手だけれど、
何にお金を使うかってところには、
その人の『人生観』とか『幸福感』が出るんだよねー。

ガンジーさんは、
外に出かけて受ける刺激にコストをかける。
『好奇心満足費』っていうような費目が、
ガンジー式こづかい帳にはあるんだろうな。
これは、けっこう元気の秘訣なのかもしれないね。

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「元気を作ろう」

ストレスが身体に及ぼす影響が大きいらしいね。
しかしこのストレスってヤツ掴みにくい存在だぜ。
人によって強く受けるタイプと
おなじ内容でもそれほど感じない人、とあるみたい。
純ちゃんにとってはストレスと感じても
真知子さんにとってはぜ〜んぜんかも。

お出かけ人のガンジーには
何日ものインホームがストレスになる。
反対にタスデ美には
お出かけがストレスになることもあるようだ。
つまり帰宅後のあれこれが気になるためらしい。
フクはパンダとチロにいじめられてないだろうか?

「お前この頃生意気だよ、
ネコ缶のエクスペンシブなヤツ独り占めしてるじゃないか」
「お許し下さいお局さま。
 わたしもタスデ美さまに遠慮を申し出ているのですが
 何分にも出来の悪い子、いえ顔がです、
 頭なんかはあなた方よりよっぽど...」
「おだまりっ!言わせておけば
 イイ気になって、それ!パンダやっちまえ!」

読者諸君の家庭でも夫婦そろってお出かけ人ならば
不景気とはいえあまりの倹約はストレスを招き、
ん?おかしいね、この言い方、
誰も歓迎なんかしてないのに。
ま、とにかくストレス氏を呼んじゃうわけだ。

氏を敬遠するためには
ハント氏に、違う!半年に1度ぐらいはお出かけを奨める 。
一泊でね、非日常の生活は薬になると思うよ。
たとえ民宿の宿でも、普段布団を敷いたことのないダンナは
嬉々として手伝ってくれるだろうし、
これからはじまるであろう??に心を躍らせ
会社での事なんか布団、いやふっとんじゃうよ。
む、??がかえってストレスになるかな。
結婚歴によっては。

病気するかどうかわからないのに保険をかけるんだから、
おなじ考えで半年に1度ぐらいのお出かけは
家庭の必要経費とみて出費を惜まぬことだ。
薬と医者代ぐらい馬鹿々々しいものはない。
薬だって好き嫌いなく食べてればいらない物だ。

病気とその仲立ち人ストレス氏との縁を切るには
笑うことも大切。
寄席にも行ってみよう。
ブラウン管を通さない生の言葉はいいよ!
相撲とおなじように下っ端も出るからね、
足を使って出かけただけの価値はある。
ひやかすことも座布団を投げることも
大目にみてくれそうだしね。
でも後ろから飛んできたおひねりを横取りしちゃダメだよ。

お出かけのいいところはまだある。
いつもと違う風景に出会える。
いつもと違う人の顔がある、表情がある。
「どちらさま?」
「ばか、お前の亭主だ!」
「あらそうでしたね。
 今日はまた何ていいお顔をしてることでしょう。
 あたしとおでかけ出来たのが
 そんなに嬉しいのかしら?」
....こりゃダメだ。
ストレスがたまりそうだ....。


ガンジー

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「薬と医者代ぐらい馬鹿々々しいものはない」んだよなぁ。
だけど、健康食品についての出費って、
けっこうバカにならないんじゃないかな。
『奥さん、ピーマンの種を食べなさい』なんて言われると、
すぐにピーマンが売り切れちゃったりするじゃない。

(つづく)

2001-07-23-MON

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