ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

330.自分の考えと、家での考え。

難しい問題を語ってるなぁ、と思いましたねー。
自分の考えは、あるけれど、
その考えは『家ではあからさまにできない』って話は、
あちこちでよくあることだと思う。

これ、難しいんだよねぇ。
家族と社会とはまったく別だっていう考え方もあるけど、
同時に、家族のためにと思うことが、
社会での自分の生き方を決めていっちゃうこともある。
冒険がしてみてぇなぁ、と心から思っていたって、
とりあえずは長男の学費をどうするんだ、とか、
悩みつきない問題はいっぱいあるよねぇ。

両方が、ぴたっと一致していたら、最高なんだろうけど。
そういう意味でも、家族のなかでの
『動機の一致』ってのが大事なのかなぁ、やっぱり。

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「夜中のたわ言」


無職&病気中なので
明日どうしてもやらなければならない事はない。
言ってみればホームレスの人とおなじだ。
次ぎの食事をどうしょうか、と思案する点でも似てる。

だから今、午前2時だけど
目が覚めたので新聞を書き始めた。
まったくの自分勝手の日々だよ。
人生の残り時間が少ないが
この自由もまたいいもんだぜ。
「定年おめでとう!」という気持ちがわかるね。
ただ日本人の多くはカミさんにお金を握られてるので、
この点は不自由だ。

自営業だったのですべて自分でコントロールしてきた。
お金のやりくり、キビシイ面があっても
余禄もそれなりにあったからオートバイ道楽も出来たし
経費の水増しなんかお茶の子さいさい、
ま、いまだから話せる事だけどね。

1度倒産を味わったので、
もう2度と借金はするまい、と誓い
そのようにやってきたので閉鎖する時も簡単だった。
同業者のなかには辞めるに辞められない人もいるみたい。
アホな2代目に引き継がせようとして
新たな投資をした人なんか気の毒だなぁ。
いやアホなのはオヤジの方で
子どもは被害者かもしれないね。

自由っていいもんだよ、
学業を終えて社会に出てそのまま走り続けるのは
つまらないと思うなぁ。
1度どこかで休むといい。
人生階段にも踊り場は必要だと思うガンジーだ。
転職せずに出来ないものかね、
その期間は1年以上あるといい。

こんな事はタスデ美の前ではおくびにも出せない話だね。
マジメな彼女は烈火の如く怒り狂ってしまう。
ちょうど朋姫に結婚しなくても子どもは生んだ方がいいぜ、
と言ってしまった時みたいにね。

正直な気持ちでも
身内に限っては素直に話せないのが親というものだ。
親は子どもをコントロールしたがる悪い癖もあるし、
子どもの方でもやがて世帯を持って生活が安定してくると
親の意見に従って生きて来た事を感謝する気持ちになる。
これってアキラメとも言えるぞ。

20代の頃、ガンジーは悩むことがなく
しかもイージーな道を選んで歩いて来た。
そのことが後の人生に大きく影響している。
若い時は悩むべきだね。
悩んで悩んで悩み抜いた結果は吉と出ると思うよ。
逃げるな!なんて偉そうなことを書いたのも
その反省があるからです。
多くの年寄りたちが
言いたがってることの一つだと思ってる。

父は何も言わずに世を去ったと嘆いてる人もあるだろうが、
その父は偉い!
いずれわかってくれると我が子を信じて黙って逝ったんだ。
反省なんてみっともないと思ったからで、日本男児よ、
そういう人はね。
自由にはリスクも覚悟しなけりゃならない。
しかしオレの人生だ、という
世に言う健全な家庭構築とのジレンマに悩むんだなぁ。 


ガンジー

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「沈黙の父」ってのは、なんか深いものがあるなぁ。
大きなヒントが隠れているように思えるんだよね。

ゆっくり、黙って考え続けてみます。

(つづく)

2001-07-23-MON

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