ガンジーさん。 いつ途切れるかわかりませんが 今後ともよろしく。 |
333.泳いでまーす。 先日、海に行ったと書いていたけれど、 あれからすっかりガンジーさんは泳ぎに夢中らしい。 「病気人」だってことに、重心を置いてないから、 周囲の「健康病気人」たちより、 ずっと元気に見えることだろう。 こういうところは、すぐにでも見習えるはずなんだよね。 ぼくも、引っ越ししたらトレーニングを始めるつもり。 前に、週に2日ずつだけジムに行って 簡単なトレーニングだけしていたときでも、 けっこう快調だったもんねー。 ___________________________ 「水は友達」 鎌倉の海の後、2度プールへ行ったよ。 海ではほとんど浮かんでるだけだったが プールではしっかり泳いだ。 ところがだ、クロールで50メートルが泳ぎきれない。 口惜しかったね。 周りに合わせてピッチを上げてたわけでもないのにである。 しゃくなので翌々日また出かけた。 今度は平泳ぎで身体を慣らした後 クロールで50メートルを一気に泳げた。 と言っても飛び込んで7,8メートルは進んじゃうから 正味40メートル強だけどね。 パブリックプールだけど空いてる。 やりたいのは飛び板飛び込みだけど、 これはホテルのプールじゃないと、 飛び板がない(低いヤツだよ)。 イタしかたないことだけど。 おかげでまっ黒クロになったぜ。 癌黒とかさなって何とも奇妙な色合いだ。 始めのうちだけは赤くなるが 白人とちがって我々はすぐ黒くなる。 アルバイトの監視員たちなんかもうアフリカ人だもんね。 夏休み前のウイークデーとあって年配の人が多い。 リタイヤ組だろう、みんなお腹が出っ張ってて可笑しい。 でも結構皆さん泳ぎは達者だ。 標準体重に届かないガンジーだが こんなときは得意になっちゃう。 どうだこのスリムなバディ! 腹筋の板チョコ6枚はなくなったけど(手術で) ちゃんと胴はくびれてごじゃるでぇ。 癌爺だけど66歳には見えめぇ、ってね。 ほかになにも自慢するとこがないんでさ。 沖縄へはタスデ美同伴で来なさい、という キャサリンさんのおすすめで これから彼女を口説くつもりなんだけど、 9月になると思う。 そしてホテルでみっともない泳ぎはしたくないもんなぁ。 見栄っ張りなんだよガンジーは、こんなとこだけね。 そんなわけでもう少しプールで練習しときたい。 癌のことはいつものように忘れてさ。 ムカシ神田のWMCAで泳いだ。 あそこはフルチンでなければいけない所なんだ。 なんかこう、重心が定まらなかったことを憶えている。 やっぱりキ、チンと締めるところは締めて泳ぐ方がいい。 その点女性は抵抗がなくて有利だね。 あ、胸の突起があるか、あれ邪魔だろうなぁ。 きのうの世界水泳で日本が初めて 金メダルを取ったようだがシンクロナイズド・スイミングって 鉛筆と関係があるのかな? シンクロっていうから。どう、寒い? あの二人のコーチが言ったという 「やめる勇気がないなら続けなさい。 続ける勇気はそのうちわいてくる」の言葉、 我が意を得たり、だよまったく。 泳ぐのって気持ちイイよ。 胎児のころをおもいだすのかなぁ。 ガンジーはお金もないのにプランはてんこ盛りだ。 もしかしたら不安から逃げたいという気持ちも あるんだろう。 ジムに入って冬でも泳ぎたい。 この頃は料金も安くなってるようなので有り難いね。 諸君もどう? ガンジー ___________________________ 「続ける勇気はそのうちわいてくる」。 その通りだと思うなぁ、その通りだよ。 「ほぼ日」だって、毎日、新しい勇気をもらって 続けていられるんだもんな。 (つづく) |
2001-07-27-FRI
戻る |