ガンジーさん。 いつ途切れるかわかりませんが 今後ともよろしく。 |
335.キツイ話。 うーん。 こういう回の『the親戚新聞』には、 どうも、コメントのつけようがないのでして。 「本音」と言えば本音を書いているのかもしれないけれど、 本音って、なんなんだろう。 自分が本音だと思っていることが、 その人のほんとうの気持ちかどうか、 自分に確信させられるのだろうか。 ややこしい言い方だけどさ。 ___________________________ 「親友、その2」 親友について数々のご意見を頂いた。 このご時世だから みんな対人関係に悩んでいるんだね。 本当は親友なんて言葉は要らないのかもしれない。 ガンジーこれまでの60数年、 これまで数々の親友を作りまた失って来た。 一方的に親友と思っていても先方はそうでなかったり、 彼らの方から親友宣言を頂いても こっちはそれほどじゃないよ、 なんてつれなく突き放したりでね。 もちろん口には出さないぜ。 こんなのを片思い親友というべきか、 いや親友って親の友達だから心友がホントかな。 お前の方で親友と思ってても おれはなんとも思っちゃいないぜ、なんて言ったら 彼らはガンジーを殺すか 彼ら自身が落ち込んで首を吊るかになっちゃうだろう。 口になんか出さない。 しかし、何かのきっかけで仲たがいになり この言葉を使い、捨て台詞で別れた元親友もいた。 仕事仲間でもそんな事があった。 永い付き合いになり、たんなる顧客ではなく 友達に昇格したがその後トラブルが発生し絶交。 取引もそれまでとなってしまったよ。 一緒に飲んでるときなんか 完全に親友の間柄だったんだぜ。 カラオケ・デュエットもしてたのに。 人の心は変わるんだよね、夫婦にしたってさ。 どっちがわるいのかわからないけれど お互いに相手の悪口を言い合う。 みっともないけどこれが現実だろうな。 それに臨終の時になって、 あいつはイイヤツだったなんて思える人が はたして何人いるだろうか? そしてその場には居ないんだね。 最後はくだらねぇ親戚とか ご近所の人に見送られて旅立つ、わけだ。 「お前らもそこで見物してないでついて来いや!」 過去に離婚願望はあったけど 実際に経験してないガンジーだが、 死ぬ間際になって、 あいつのほうがイイヤツだった、なんて 前のカミさんを思い出し 遺産相続がからんでひと悶着あるかもしれない。 惚れ合ってるはずの仲だって その時は感傷的になって泣くだろうが その本心はわからない。 なーんてことを書くと ガンジーってヤツはなんて猜疑心の強い ひどい男なんだろう、って読者の方から見放されるかな? でもほんとにそう思うから、 仮面の夫婦といわれたって、かめへんがな。 いつも引っ張りあっていなければ人間関係は保てない。 おっと支えあって、と言うべきか。 人間どうしの関係は気が抜けないのかもねぇ。 お前とおれとは一身同体だなんて思っていても 脳は別々なんだ、双頭の鷲だぜ、恐ろしや。 何だか若い諸君にはキツイ話になってしまったね。 年寄りのきたない面を見せてしまった。 これを我利我利亡者と言う。 親友がふつうの友達に戻った時、深憂が始まる。 ガンジー ___________________________ うーむ。 やっぱり、ここに何を書けばいいのかわからない。 すみません。 自分の体調が悪いから、かもしれない。 どうも、人の心は体調に左右されるものらしくって。 (つづく) |
2001-07-29-SUN
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