366.客商売の基本って。
どうやら、今日も「大妄想モード」のようす。
なにかおもしろくないことがあったのか、
「店」というものに怒っておいでです。
自分が客商売やってる立場なら怒り返すと思うけど、
ガンジーさんの言う通りの店も、
それなりにけっこう多いのかもしれないなぁ。
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「正直が一番」
「お客さまは神様です」、と言った芸人がいたけど
あれほんとうはこう言うべきだね、
「本日もまた福沢諭吉さま御一行には
にぎにぎしくのご来場、まことにありがとうございます。
この暑いなかをお運びいただくよりは
涼しいお宅のTVで、
ひじまくら、で鼻くそをほじくりながら、
お、今日は湿度が高いな、なぁーんて計算しながら
ご覧戴いたほうがよろしかったのでは、と
思っている次第です。
おサイフのほうだけ宅配便でお届けねがえれば
スタッフ一同こんなうれしいことはございません、
是非次回からはおすすめ申し上げます」
TVで料理屋のオヤジがインタービューにこたえて話す
「そりゃぁ何ってたってお客さまの喜ぶ顔が一番です。
帰り際に,また来るよ、なんて言われりゃ
板前冥利につきまさぁ」
うそつけぇっ!じゃなにかい、
札びらきる傲慢な客より
ホームレスのおっちゃんがいいってのかい。
彼らは顔じゅうくしゃくしゃにして感激するぜ。
もちろんタダだろ?
そいでさ帰りに、また寄らせてもらっていいですか?と
いわれてみろい。
お前さんそれでも客の喜ぶ顔が一番といえるかい?
それをさ2枚舌っていうんだ。
そりゃそうだろうな
自分たちだけうまいとこ食っちゃってさ、
まかない、とかいってるね。
そいでもって客の様子をみながら、
この客は胃袋が丈夫そうだから
おとといの魚食わしちゃおう、
あした市場に行く手間がはぶけらぁ、
なんて考えてんじゃないの?
諸君、はじめての店には気をつけよう。
どんな危険がひそんでいるかわからんぜ。
料金だって歌舞伎町のぼったくりバーにくらべりゃ
安いかもしれんが
時価なんて書いてあるメニューは値段を確かめよう。
とくに女連れの時はね。
ムカシ映画館デイトのあと有楽町の寿司屋に入った。
銀座よりは安かろうとふんでたが
案に相違してえれぇ高い。
彼女が出してくれたが
これでその恋はコイでおしまい、となった。
もちろんタスデ美じゃないよ。
タスデ美だったらはじめから気前よく払っただろう。
なにしろ独占欲独裁欲のかたまりだし、
そのころはタスマニアン.デビルではなく
まだ平尾昌章だった(可愛いみよちゃん)。
ことほど左様に・・・どうだ
むずかしい言葉だって知ってるんだぞ!
・・・商売人というヤツは本音と建前がある。
それをキチンと説明してる店が
ほんものの商人と承認しよう。
客をあざむく店は商売人だ。金だけが目当てなんだ。
儲けなくて何のあきないぞ!
なんて豪語してる店はいずれほろびる。
儲けは目的ではない結果だ。
まず客によろこんでもらおう。
darlingのいう、まず多くを発信しよう、
そうすれば多くを得ることが出来ようぞ!
タスデ美さまにもいっぱい発信してるけど、
いったい何処へ消えちゃってるんだろう?
ガンジー
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どうも、また、
不機嫌の理由は、最後の二行あたりにある?
(つづく)
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