ガンジーさん。
いつ途切れるかわかりませんが
今後ともよろしく。

367.連載1周年、ありがとう。

ちょっとだけ、『the親戚新聞』の発行日と、
「ほぼ日」の掲載日にズレがあるので、
ガンジーさんからのお礼のことばが、
今日になってしまいました。

ガンジーさんにメールをくださった方々、ありがとう。
1年。
長いとも言えるけど、そうでもないよね。
時間はびゅんびゅん進んでるもんね。
思いでも、それなりいっぱいあるけれど、
これから何をしようかって、
体調とも相談しながら、計画を練ってるだけでも、
いい時間が過ごせるもんね。

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「よくまぁ忘れずに」


一周年おめでとう、のメールをありがとう。
コングラッチレイションズの言葉も何通かありました。
個々にお礼の返信をしたいんですが、
パンダの目(癌目と命名)で
気分も凹んでおりますので
この紙面でお礼をいわせて戴きます。

どっさりのメールでした。
でもこれはよく考えてみると
ガンジーひとりでやってきた事ではありません。
ガンジーページのほんとうのタイトルは
「糸井重里とガンジーのサンドイッチ新聞」が正しい
と思いますが如何?
連載開始のときにお願いした
darlingとの合作がこの1年目の成功です。

ガンジーはただ新鮮なネタを提供してきただけです。
魚なら漁師料理にすぎないものを見事に調理してくれ、
ほぼ日読者のみなさんにご賞味いただいてるわけです。
ですからガンジー本人も
darlingの味付けでどう変わったのかをみるのが
楽しみでもあるんですね。
まったく板前しだいで見事にまとまるもんだわい、と
感心してます。

もし朋姫の協力を得て
自前のHPをたちあげてもこうはならなかったはず。
ほぼ日という環境にあったればこその成果です。
そしてそれ以前のdarlingの長い年月にわたる
各方面での活躍と努力の積み重ねが
かなりのスペースをしめていますね。
ガンジーの想像ですが
ほぼ日には執筆希望の方々が
めじろおしなんではないでしょうか。
いくら無料でも読んでいただかなくては
双方向インターネットとしての意味がありません。

感動とまでいかなくても
いくらかの元気すこしだけの、いやし、に
役立っていただけたようなので
ガンジーとしてもとても嬉しいのです。
もちろん当方も命を救われてきたわけですね。
この先何年?なんてことは考えません。
今までどうりに気のむくまま
言いたい放題を書かせてください。
毎日6000人の方々が読んでくださってるそうですが
これは大変な数ですよねぇ。
大劇場いっぱいの人の数です。

でも頑固なヤツは癌になる、との
うわさどうりになったガンジーですので
読者の皆さんにこびることなんかしませんぞ!
フクちゃんがその後どうなった?とのメールも
けっこう戴いておりますが、
タスデ美べったりで
ガンジーに冷たい視線をむけるヤツのことなんか
書いてやるもんかっ!
あそんでやったムカシ?のことを忘れ
タスデ美ちゃまちゃまのお前なんかむこうへ行け!
あっ、ほんとに行っちゃったよ。
たぶんタスデ美にいいつけにいったんだろう?
近頃のネコは自主独立の精神にかけとるぞ!

私的には食欲を捜し歩いた1年でした。
サイフと相談しながらなので
これがまた疲れる仕事です。
台所がふたつあって食費に金のいとめをつけないならば
何の不足も感じられない
結構な1年であったであろうと思いますが
キリギリスの生活を楽しみアリ型のタスデ美におまかせの
家計をふりかえるとそんなこと口がさけても言えません。
ほんとは口をさいてでっけぇハンバーグを
ほうばりたいんですがね。

darlingから聞いたことだけど
カマキリってオスを食っちまうそうだね。
なんだかわるい夢を見そう。
あれ?お礼の文のつもりだったんだっけ。
Thanks so much everyone!

ガンジー

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いつごろからか、ガンジーさんの書いた内容に、
ぼくがツッコミを入れることが多くなってきた。
どんな内容でも、「同感同感であります」と言っていては、
ふたりのちがう個性が、ひとつのページをつくってる
っていうよさが生きないと思うしさ。
家族のなかでだって、
「おやじ、それは反対だよ」なんて話しあいがあるだろ。
あんな気分になってきたんだよね。
ある意味では、1年で、親しさが増したんだろうなぁ。
やっぱり、1年って、短いだけでもないねー。

(つづく)

2001-08-31-FRI

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