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391．おおきな思いつき。
ガンジーさんから、企画がでた。
いちど提案があって、その後に、
「あれは、まだ発表しないでください」と
ストップの連絡が来て。
あらためて発表することになった。
ガンジーさんの『水戸黄門漫遊記』って感じかな？
ま、まずは読んでください。
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「出前ガンジー」
ほぼ日をふくめた３社合同のパーティーで
清原選手と九重親方に握手してもらった。
別にガンジーが有名人にしっぽをふったわけではない。
宿題になってる某有名会社の若い癌患者さんのために
彼らの精気をいっぱい分けてもらおうとしてのことだよ.。
ながめの握手にふたりとも変な顔をしてたっけ。
こいつあれなんじゃないか？
なんて思ったんだろうね。
そんなこと一向におかまいなしのガンジーは
清原選手に、ＰＬ時代からのファンです、
親方には５０数連勝の手ってすごいですね、なんて
ヘコへコいっちゃってさ。
ほかにもガンジーの知らない格闘技の選手たちが
ずいぶんいたようだがそれらに順々に握手、
というわけにもいかないのでこのふたりにしぼったんだ。
１日も早くその若い患者さんに会いに行きたい。
念力で輸血してもらった元気を
新鮮なうちに届けたい思いでいっぱいだよ。
そしてこの宿題をすませてから
調子がよければ読者みなさんの参加をねがって
凄い企画を思いついたんだぜ。
もうすでにイトイさんには了解済みで
メールを送稿してあるのでお楽しみに。
なんて自画自賛してるけど
みなさんにそっぽをむかれないともかぎらないですねぇ。
ただインターネットの双方向性を駆使してみたい
と思ってのくわだてです。
思わせぶりはやめて
すこしだけ教えちゃおうかなぁ、
さっしのいい読者の方には
気づかれることでしょうが、
「出前ガンジー」というタイトルなんです。
わかっちゃった？
楽しみだなぁ。
これはじめたらずっとずーっと生きていたくなりそう。
お出かけ人でおしゃべりだけど聞き上手なあっしには
もうよだれがでるほどのものでさぁ。
山あり谷ありわけありの人生を生きぬいてきた人、
その経験をひろく読者のみなさんにご披露して
生きる参考にしていただきたい。
また若い人からはマスコミに出ないホンネの意見を聞き
ひとり悩んでいるかもしれない読者の方に、
オンリーイズノットロンリーの
ほぼ日哲学を実践してみたいのです。
あれれほとんどいっちゃったぜ、ごめんなさい。
ｄａｒｌｉｎｇ、しばらく掲載はみあわせてください
なんて頼んでおきながら。
もうこうなったら発表してくださいませ。
ただいつから始められるかは
まったく見当がつきませんので
そのことも付け加えてください。
お蔵入りになる可能性じゅぶんのこのもくろみは
ガンジーのつごうだけではなく
読者のみなさんのご協力がひつようだからです。
カチンコがなったら是非みなさんの応募を期待します。
だぁーれも手をあげてくれなかったりして。ショボン！
ガンジー
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というわけで、もう全部言っちゃってるけど、
最初の『提案のメール』を、ここに掲載します。
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ガンジー、とんでもないことを思い立ちました。
これまで東海道歩き旅とか沖縄へいきたいとか、
お出かけ人の気ままななおもいつきを書いてまいりました。
そのおもいがつのりつもっての発案です。
心の旅。
そうです、ほぼ日読者の方との交流をもとめて
月一回一泊でお邪魔させていただこう、という
誠に虫のいい企画でございます。
交通費がかかりますので宿泊はタダでお願いし
お部屋のすみに座布団２枚お借りして
ご当地の旅情にひたり秋の夜ながをあなたとともに、
おおげさですが人生のあれこれ、
来しかた行く先を語り合えたら
こんな楽しい事はありません。
座して死を待つ、そんな味気ない残り時間を
過ごしたくありません。
かといってこんな計画を立てても
実行できるかどうかもわかりません。
せっかくのご好意をむだにするやもしれません。
でもやってみたいたとえ１回でも、そんな気になりました。
長い旅路は自信がありませんし
時間、費用のてんでも国内に限らせていただこうと
考えております。
若いあなたであれば
ガンジーのわずかな人生の経験をお話しし
これからのヒントになるかもしれません。
またきびしい世間を見事にわたってこられたあなたなら、
ガンジーもお勉強ができますし、
親戚新聞をつうじて私の親戚はじめ
多くの読者の方々におすそわけができようというものです。
けっして大上段にかまえ議論を展開しよう
などとの考えではありません。
大冗談でいきましょう。
振り返ってみればふざけた人生を歩んでまいりました。
みけんにしわを寄せて歩くのなんかごめんです。
笑って楽しくいきたいといつも思って
ひょろひょろと歩んで来たこの６６年の歳月、
あなたの考えとぶつけあって
できたら何かをつかみたいものです。
つかみそこねてケンカになったときのために
ヘルメットを持参しましょうか。
いえ、何もつかめなくてもいいのです。
期待なんかやめましょう。
イトイさんとの出会いのように淡々とタンタンめんでいい。
あぶらっこいとんこつではなくね。
ほぼ日が歩んで来たこれまでの道のりのように、
何も期待せずただあなたとお話しがしたい。
そんな企画にご賛同願えたらうれしいですね。
せんえつかつ思いあがった申し様ですが
とりあえずお一人、お手をあげていただければ
嬉しいガンジーどぇす。
はじめの印象が大事です。
虫が好く好かないの先天的先入観もありんす。
ですから初対面の時に即座に、
はっきりことわってくださる勇気のある方に
お願いしたいもんですねぇ。お互い貴重な時間ですから。
約束したんだからわりぃや、なんて気のいい方には
ご遠慮もうしあげます。
はっきりとホンネでお話ししましょう、
すけべなおはなしも交えてね。
ガンジー
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ってなことであります。
いつから、と決めてないのですが、
ガンジーさんへの予約なら、いまからでもどうぞ。
身体コンパクトで、物腰やわらかなおじさんです。
話し好きな人なら、相手にとって不足なし。
いつものように、メールに、
「うちへどうぞ」というようなことや、
それがどういう環境か、なんてことを書き添えてください。
（つづく）
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