GOODorBAD
大投票GOODorBAD?
あらゆるモノゴト、いまどっち?

monogoto#0046


投票、ありがとうございました!!
投票総数は2,295です。
それでは、結果を発表します!

  

GOOD
82.8%BAD17.2%
 で、

「パリって、
 GOODなイメージ」


と、なりました。
何と、前回の「海外旅行」と、
割合もまったく同じ結果です!

「今回は、強い意見のなさそうなお題で、
 どうなるのかなぁと思ってやってみました。
 いろいろ考えれば、「パリ」に何か思う。
 だけど、ふだんパリのことについて
 何かを強く思っている人は、あんまりいなそうだなぁと。
 しかーし、いるのでありました。
 パリに暮している人とかじゃなくても、
 いろいろ思ったり考えたりしている人は、たしかにいる。
 なるほどなぁと、思ったのでした。
 そして、この集計をやってくれているリカちゃんから、
 こんな付記が。
 『ところで、ずっと「大投票GOODorBAD?」を
  やってきての感想なのですが、
  55歳〜59歳、男性のほぼ日読者は、
  いつもいつも意見が辛いです!
  特にメールが来ているわけではありませんが、
  みんながGOODでも、たいていBADの率が高いのです。
  世間一般もそうなのでしょうか…。
  気になるところです』
 そうだ。そういえばそうだ。
 ぼくも、ちょっとそう思っていた。
 どういうことなんでしょうかねぇ。」
 (darling)

GOOD 82.8% BAD 17.2%

年齢別では次のようになっております。

GOOD BAD

60歳以上

76.3% 23.7%
55〜59歳 80.0% 20.0%
50〜54歳 85.5% 14.5%
45〜49歳 82.8% 17.2%
40〜44歳 79.0% 21.0%
35〜39歳 80.4% 19.6%
30〜34歳 81.2% 18.8%
25〜29歳 85.3% 14.7%
20〜24歳 83.0% 17.0%
15〜19歳 86.8% 13.2%
14歳以下 90.0% 10.0%
(色がついている数字は、
GOODBADそれぞれの上位3位です。 )

男女別では、前回に続き、
女性のほうが若干、GOODイメージが多くなりました。

女性… GOOD85.6%
BAD14.4%
男性… GOOD78.2%
BAD21.8%

女性

男性
  女性 男性
GOOD BAD GOOD BAD

60歳以上

75.0% 25.0% 77.8% 22.2%
55〜59歳 88.9% 11.1% 50.0% 50.0%
50〜54歳 87.7% 12.3% 78.9% 21.1%
45〜49歳 81.0% 19.0% 86.7% 13.3%
40〜44歳 80.6% 19.4% 75.8% 24.2%
35〜39歳 82.1% 17.9% 76.4% 23.6%
30〜34歳 81.8% 18.2% 79.5% 20.5%
25〜29歳 85.5% 14.5% 84.9% 15.1%
20〜24歳 83.2% 16.8% 82.9% 17.1%
15〜19歳 89.3% 10.7% 85.3% 14.7%
14歳以下 91.7% 8.3% 89.3% 10.7%
(色がついている数字は、
GOODBADそれぞれの上位3位です。 )

メールを紹介いたします!
パリに行ったことのある方、住んでいる方の体験が
たくさん寄せられましたよ。



って、パリ! ステキじゃないですか!
絵画、音楽、映画、文学、ファッションなどの
カルチャーに触れると
「なんて素敵!」と思わずにいられないのです。
そしてふと畳の上で高揚している自分に気がつくのです。
(はる・埼玉県・女性・16歳)

現在、フランスに住んでいます。
パリではないのですが、何度か行った事もあり、
友達も多く住んでいます。
フランスに来てから、フランスの良いイメージは
ことごとく消え去ってしまいました。
特にオシャレなイメージ。
フランス人はオシャレな人は一握り。
殆どの人は服に興味がないのでは・・・
パリのメトロなんて、汚くて臭くて暗くて
ホームレスがいっぱいです。
パリは物価も高いし、住みたいと思えないので、
今回はバッドイメージにしました。

めてのパリは真冬。
朝は9時頃ようやく明るくなりはじめ、
午後3時には暗くなってしまう、
さびしい時期に出会いました。
持って行ったスニーカーでは
凍傷になるのでは? と思うくらい寒く、
アゴもキーンと凍ってくる感じがするのです。
後で聞いたところ、死人が出るような寒波で、
パリの人にとっても通常の寒さではなかったようです。
重症の風邪をひき、ひさんな思い出ばかりでした。
でも、一度だけで苦手になるのは嫌だったので、
7月に再チャレンジ!
そこは、まるで別世界です。
どんなに暑い日でも、日陰に入るととーっても涼しいし、
夜の10時まで夕焼けは楽しめるし、
きれいな花がいたるところに咲き乱れている…。
そして、一番のたのしみは食事!
それも高級なレストランではなく、
ふつうのマルシェの野菜や果物、チーズが
とびきりおいしいんです。
もちろんバゲットなど、パンの味も最高!
買ったそばからかじりついているひとに、
何人も出会いました。
郊外へ行くと、フランスのひとも
「パリはフランスじゃあないよ!」
とバカにしているところがあります。
たしかにメトロは汚くておしっこくさいし、
ひとは不親切でツンケンしています。
いたるところ犬のフンだらけだし…。
でも、NYにもロンドンにも、
もちろん東京にもない、独特の気高さと頑固さが
私は好きです。
昔の絵画の世界そのままに変わらぬセーヌ川が好きです。
(浮世絵に描かれた日本橋や永代橋の景色は、
 今では見る影もないのに!)
私はgoodに投票しました。
(ちっちゃいの・東京都)


うせ少数派と思いますが、BADに投票しました。
だって、パリで美味しいものを食べた記憶が
無いんですもの。
フランス語のメニューを学んでいかなかった
自分が悪いのだけど。
海外に限らず私の好き嫌いはその街で何を食べたかという
記憶に直結しているらしいです。
(あさのん・東京都・女性・30代)

1977年の8月30日〜9月3日まで
滞在しました。
自由行動の多いツアーで
若気のいたりで知人の知人を訪ねて行ったり、
一人でタクシーに乗ったり、地下鉄に乗ったり、
列車でヴェルサイユまで行ったり。
ツアー仲間と入ったシャンゼリゼの
マクドナルドの看板は黒でロゴが白抜き。
近くのシネマ・バルザックでは「愛のコリーダ」を
上映中でした。
王選手のホームラン世界新記録を聞いたのも
パリ滞在中でした。
一人で参加したツアーでしたから、
旅行中は意のままにいかなかったり、
心細さが楽しさを上回ったことが
多かったかもしれません。
でも、こうやって何十年も過ぎてみると、
いいことばっかりが増幅されてきます。
パリの地下鉄の4人がけの席で前に座った男性が
同じ駅で降りて、追い抜きざま
「トレ ジョリ(とてもかわいい)」と
耳元でささやきました。
今の私を見たら誰も信じてくれないだろうけど……。
こんな素敵な思い出を残してくれたから、
パリはGOODです。
(すう)

リに住んで6年。いろいろあるけど、
やなことも多いけど、憎めない国です。
こちらに来た当時は日本で見た
「作られたイメージのパリ」
が頭にあったので、がっかりすることの方が多かったです。
例えば雑誌でよくある
「パリジェンヌのおしゃれスナップ」とか・・・
現実はおしゃれというより
「その人のあり方」がかっこいいだけだと思いました。
おしゃれで言えば日本人の方が断然上。
でも、あるなかで楽しむ事を知っている
フランス人のほうが生き方において上。
だから「あり方」もかっこよく見えるのかな。
そして、パリの美しさやイメージというのは
ただのんびりと出来上がってきたわけではないのです。
常に建物を美しく保ったり、
夜のイルミネーションの明かりを統一したり
いろんな催し物をしたり
常に変わることを恐れずにチャレンジしてきた
努力の賜物だと思うのです。
個性的で、魅惑的で、意外性のあるパリ、
すごく女性的ですよね。
美貌では世界一のこの都市に、Goodですっ。
(コンコルドの夜)

つてフランス語をやろうとはしたが修得できず、
でも、いつかは! と思っている。
パリの町並みも好き。雑貨や店は可愛いし、
フランス映画も好き。
よく、「パリは個人主義の国だから」と
批判めいたことを言う人がいるが、
とてもジェントルな人が多く、
メトロの出入り口のドアなど、
次の人がどんなに離れてても開けて待っててくれたり、
なんだか日本人の方が悪い意味で個人主義で、
自分のことしか考えてないと思う。
と、様々な理由からGOODです!!
(humanbeat・東京都・29歳)

リっておしゃれで軽い感じがサイコー
たしかパリの市場はサーモンひとつとっても
ディスプレイにこだわるらしくて、
その精神はなんて粋なんだろうと感動したことがある。
あとはおいしいフランスパンと舌ったらずなあの言葉。
すべてがおしゃれでどこか甘い匂いがするパリに
憧れています。
(白うさぎ・埼玉県・女性・18歳)

はパリへ行ったことが有りませんが、
印象はどうしてもGOODです。
僕の親父が、たまたま友人とパリ旅行に行って、
感動して帰ってきました。
古風な親父で、滅多に自分の感動を口にしない
性分なのに、やたら面白かったというんですよ。
まず、いいところに間違いないと思います。
本でいうと、玉村豊男さんの『パリ旅の雑学ノート』って
文庫本がめちゃ面白くて、何度も読みました。
これだけの面白ネタがあるのです。
面白い土地なはずです。
映画では、パリが舞台のルイ マル監督の
『地下鉄のザジ』を、名画座で見て堪能しています。
これは、喜劇映画の傑作と今でも信じますね。
NHKの『フランス語講座』で紹介されるパリの風景は
いつもオシャレでしょう。
そして、最近活動を再開した歌手の岩崎良美さんも、
あそこにはまっているというしねえ。
行ってみたいけど、やはり金がかかりますね。
まずは貯めますか。
(丹槍笑・埼玉県・男性・39歳)

26年前、わたしは23歳、1ドル360円の時代に
友達が留学していて、遊びに行きました。
25日間パリの屋根裏部屋をひと部屋借り、
そこを拠点にあちこち遊びまわりました。
地下鉄に1等と2等があることや、
トイレの照明が3分で消える事、
茶色で硬い紙のトイレットペーパーには、
カルチャーショック。
共同風呂に行った事、朝市、街角のパン屋、
スーパーでの買い物、カフェでの食事、
レンタカーで凱旋門のロータリーを回り、
ビビッたこと。
もう、すべてすべてがわたしのこころの
引き出しで、光り輝いています。
(百合パン)

し訳ないけどBADです。
「無節操にブランドもんにむらがる
 こっぱずかしい日本人がうじゃうじゃいる」
イメージ。
これ、パリ本人のせいじゃなく、
日本人が悪いんですけど。
日本の恥でっせ、まったく。
(東京都・女性・39歳)

界の中でとかアジアと比較してとか日本とだったら、
なんてのは別として、パリ単独ではGOODです。
唯一私の行った外国がパリだったのですが、
とっても楽しかったので。
女友達と2人で、往復の飛行機と一日目のホテルだけ
予約しといて、あとは当日ホテルを探し、
総菜屋やスーパーで食べるものを買って、
観光は一応観光地に、電車や地下鉄で移動。
町並みは伝統的かつお洒落できれい(清潔)。
到着した夜、駅からホテルに行くのに道がわからず、
真っ暗な駅前でうろうろ、途方に暮れていた我々を、
ピザ配達中のお兄さんが助けてくれました。
配達に向かう途中のお兄さんは、
言葉はさっぱり片言通じないけど
一生懸命教えてくれました。でもわかんなくて、
まだうろうろ。そしたら配達の済んだお兄さんが
また通って、再度チャレンジ。とうとうホテルに
たどり着くことができたのでした。ありがとう!
みなさん、親切でした。観光地だけあって、
観光客に親切なのは当たり前なのかもしれないけど。
でも、うれしいです。
1回だけお洒落してフランス料理のコースのお店に
行きましたが、後は安いとこで済ませました。
美味しかったけど、量が多かった〜。
(社会人の2人だったが、小学生2人旅に見られてたとか?
 と笑ったものです)
(のら・東京都・女性・33歳)

んとなくBADです。
行ったことないせいもあるかも。
なんとなく、街全体に高飛車な印象を持ってます。
何かのTV番組で、ロケ中に配られたお弁当
(多分サンドイッチだったと思う)を
こんなもの人間の食べ物じゃない、と言って
独りレストランに入って食事をしなおしていた人が
パリっ子、っていうのを見て、
一気に印象悪くなりました。
同じく番組に出ていたフランス人でも、
他の地方の方はにこにこほがらかで、
あいつはパリっ子だから仕方ないよ、
と言っていたのも印象的でした。
フランス自体はGOODなので、行ってみたいな〜。
(momo)

、50にしてフランス語を習いはじめました。
実は仕事で知り合った人がいて京都を案内しましたが
話がまったくできず、しかし嫌な顔をせず
辛抱して付き合ってくれたのが大変嬉しく、
現在メールを交換しているのですが、
まったく読めず、返事も出せないお手上げ状態が
きっかけで、現在六ヶ月。
そのあいだに先方は失業、励ましているとこちらが失業。
すごく励ましてくれました。
だから、マスターしてパリへ飛び立つ。多分年内に!
悪いわけがない、たとえ、犬の糞を踏んでも!
(京都市・男性・50歳)

ナ式ラテン生活」のカナさんが
おっしゃってるように、24年前にヨーロッパを訪れた時、
もれなく行ったパリで、人々の態度の大きさに
へきへきした思い出があります。
まあ、行く前から、フランス人はそういう民族で、
英語で話しかけても返事は返ってこない、
なんて言われてましたから、覚悟はしてましたが、
デパートやお店の店員も、言葉はわからないけど、
こちらを見下しているなあという顔つきをしていたのが
今も忘れられません。
あれからずいぶんたっているので、
今はどうかはわかりませんが、これはパリだけでなく、
イタリアのお店とかでも味わったことでした。
でも、日本でいうおかず屋さんって感じの、
キッシュだのマリネだのを売ってる素朴なお店の人は
実にフレンドリーで親切でした。
そのほっとする思い出はあるものの、
やっぱりBADかな。
今日本が、パリの超有名ブランド店の稼ぎの何分の一かを
担っているっていうニュースを聞くたび、
そして、そのお店の偉い人が
「日本のお客様はお目が高い」みたいな歯の浮くような
コメントを言ってるのを見るたび、
日本人ってかなりいいカモだと思われてるんだなあと、
それでもブランド店に並ぶ人たちを見て、
複雑な気持ちを抱く私です。
(ひろこ・千葉県・女性・46歳)



次回の投票開始は、6月8日(日曜)の予定です。
テーマもその時に発表しますので、
ぜひ参加してくださいね!
その時のあなたの考えについても、
どうぞメールをお寄せください。

ついでに、テーマとしてとりあげてほしいモノゴトも
募集いたします。
宛先は、メールで
goodorbad@1101.comまで。
タイトルは、「モノゴト」としてくださいね。

2003-06-04-WED

第四十六回の「モノゴト」は、

monogoto#0046


かつて花の都と称された、
フランスの首都、「パリ」です。

リクツはとにかく、自分自身の気持ちが、
こいつをグッドイメージ(GOOD)でとらえているか、
バッドイメージ(BAD)でとらえているか、
率直に答えてください。

どちらでもない、という気分の場合は、
むりやりにでもどちらかに決めてくださいね。
ついでなので、年齢層と性別と地域もクリックしてね。
あとで、傾向なんかを探ると、また遊べそうだから。

ついでに、テーマとしてとりあげてほしいモノゴトも
募集いたします。
宛先は、メールで
goodorbad@1101.comまで。
タイトルは、必ず、「モノゴト」としてくださいね。
(締め切りは、3日(火)中です。
 結果は4日(水)に発表します。
 次の更新は8日(日)の予定です。)

2003-06-01-SUN

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