GUERRILLA
ダイエット・ゲリラが行く!

第24回 「免停をダイエットに生かすぜ」

免停になっちまった。60日間も。
むかーし30キロオーバーのスピード違反で
免停になったことがあって、そういう人は、
行政処分の前歴アリってのが3年間ついてまわるんです。

そんなこと忘れたころに、
ある晩、本八幡のこってりラーメン食うために路駐して、
駐車禁止で交番行き。2点。ほんの20分だよ(涙)。

あと、友達が独立して江古田で編プロはじめたのよ。
お祝いにビール届けにいったんだけど、
江古田の道わからないから携帯電話で
「あー、そこ右、ちゃうちゃう、その次右」とか、
教えてもらいながら友達の事務所さがしてたんです。
で、友の指示どおりの道を運転してたら、
どうやら江古田商店街の一方通行を逆走してたらしい。
でも夜中だからだーれも歩いてないのよ。ノラネコだけ。

で、無事に友達の事務所についてクルマ停めたら、
自転車3台のお巡りさんに囲まれた。
金八先生にでてくるみたいなお巡りさんです。
「アンタさっきから停まれって言ってんのに!」
って、3台でボクを追いかけてたらしいです。
自転車部隊だから拡声器もってなくて、
ナマ声で「とまれ〜!」って叫んでたらしいけど、
ナマ声じゃ、きこえませんよ。
「いや〜、そうだったんすか。
この街はじめてなんすよ、ハハハハ」
で、交番行き。2点。累積4点。

そんなわけで、免停60日です。
深夜だろうが明け方だろうが家に帰れるクルマ通勤が
おじゃんになってしまったんですね。原チャリもダメ。
えー、なが〜い免停話になってしまって、
なにが言いたいかともうしますと、
自宅から最寄り駅まで、毎日往復30分、
自転車こぐことになっちまったんです。

田舎住まいの不便さにまいってますが、
これ、ダイエット・ゲリラ的には実にいいのですね。
原チャリを手に入れてからここ5年は、
自転車こがない生活だったんですよ。太るぜ。
それが毎日30分の自転車こぎ。
第4段階のテーマは“週2回のトレーニング”でして、
週2どころか、週5の有酸素運動。
実にタイムリーなことだと自分にいいきかせています。

それから食事記録表、つけてますぜ。
ちなみに、昨日食べたものは……。
朝は、ごはん、みそ汁、めだま焼き。
昼にマーボナスごはん、コンソメスープ、
ほうれん草ソテー。
間食でコーヒー(砂糖、ミルク入り)3杯くらい。
夜はハヤシライス。
酒はなし。ヘルシーでしょう。

ペロリ

今は、食事の赤裸々な記録をつけているところで、
この記録をもとにして、栄養コントロールの指令が
出ることになってるんです。
ちなみに、アッキィは、
このところ酒バンバン飲んでるらしいです。
でも、量を1/2にするお約束は破ってないはずです。

近い将来、指示される食事の注意点や、
週1から週2へのトレーニング量をふやすことが、
きっと脂肪をへらしてくれるはずさ。

そうそう、齊藤トレーナーからのコメントを
紹介しましょう。こないだまで週1でやってた
サーキットトレーニングをまとめてくれました。

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齊藤トレーナーのコメント

サーキットトレーニングを
アブラミブラザーズに導入したことについて

第3段階は、雑誌などでダイエットや減量に有効と
いわれているサーキットトレーニングを行ないました。
サーキットトレーニングは、休憩時間が少なく、
心拍数が高いままの状態を維持する運動で、
脂肪が燃えやすいといわれていますが、
はたして本当に効果があるのかということを、
ほぼ日のダイエット・ゲリラでも
やってみようということになったのです。

結果は、サーキットトレーニングの開始時と終了時で、
体重、体脂肪ともほとんど変化がみられませんでした。
これは、なぜなのでしょうか?
よくよく考えてみると、以下のことが原因として
考えられます。

(1)トレーニングの頻度が低かった
さまざまな専門書によると、サーキットトレーニングで
理想とされるトレーニング頻度は、週3〜4回と
いわれています。
しかし、アブラミブラザーズの場合は、
週1回しかできませんでした。

トレーニング開始当初(2月頃)は、週1回でも
ある程度は効果がでるのですが、ずっと週1のままだと、
身体が慣れてしまい、効果がでなくなってしまいます。
これは、リングスの高阪剛選手もお話していたと
思いますが、トレーニングには漸進性の原則というのが
あって、徐々に強度・頻度・時間などを増やしていく
必要があるということなのです。

(2)トレーニングの強度が低かった
冒頭でもふれましたが、サーキットトレーニングは
心拍数が高いままの状態を維持するトレーニングです。
しかし、フィットネスクラブで行なうには、
サーキットトレーニングのためのマシンや、機器などの
ハードが必ずしも空いているとは限りません。
それでインターバルが長くなり、心拍数が高い状態を
維持できなくなってしまい、脂肪燃焼のゾーンから
外れてしまうのです。

さらに、サーキットトレーニングは、競技スポーツを
行なっている人など、ある程度レベルが高い人たちが
行なうことが多いので、コーチやトレーナーなどが
一緒について行なうのが一般的です。
そのため、アブラミブラザーズのように
ダイエット目的(フィットネスレベル)の人たちには、
かなりきつく感じられるので、
トレーナーが一緒についても、
どこかで妥協が入ってしまうことがあるのです。

以上から、サーキットトレーニングは
理論的にはダイエットや減量に有効といわれていますが、
実際にフィットネスクラブで行なうには、
ちょっと無理があるといえます。

ストロングス 齊藤邦秀(トレーナー)
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いや〜、きびしい分析ですね〜。
くやしいよ、ホント。
でもな、
もう第4段階“週2のトレーニング”が始まってるんだ。
そろそろ、数字で結果をだしたいです。

ムキ〜〜。

次回は、いわゆるエアロビってやつに挑戦します。
踊るアブラミ・ブラザーズ、
本気度高くなってきてます。
来週中の更新をお約束しますぜ。

1999-05-29-SAT

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