横尾さんデザインのハラマキ

ほぼにちは。
またまたほぼ日ストアの西田です。

前回、アッキィデザインの
ハラマキ3パターンを発表しましたが
今日もまたステキな発表がありますよ〜〜お。

じつはほぼ日ハラマキには
もう1パターンデザインがあるんです。
すでにご存知のかたもいると思いますが
なんと!!!
“横尾忠則さんデザインのハラマキ”
できあがることになりました!!

なぜ? 横尾さんデザインのハラマキが
できあがることになったの? ってことですが、
先日、横尾さんが明るいビルに遊びにきて
くれたときのこと。
のんきに泳ぐうちの金魚たちを見ながら
横尾さんデザインのハラマキをつくることが
darlingと横尾さんのあいだで
しずかに約束されていたのでした。

西田もあとでdarlingから
「いいニュースがあるぞ〜〜!!」
って教えてもらったんですが
darlingが
「今度、オサルのハラマキをつくるんですよー」
ってはなしをしたら横尾さんが
「あ、ハラマキ、それはいいじゃない」って
とっても喜んでくれて、
それから2人はすっかりハラマキの話で
盛り上がっちゃったらしいんですよね。

その時にdarlingが
「じゃあ、横尾さんデザインのハラマキも
 一緒につくりませんか?」って言うと
「いいですよ」ってすぐにOKしてくれて
それがあっという間に実現しちゃったわけです。

で、しばらくしてから
改めてdarling、シェフ武井、西田の3人で
横尾さんのところにハラマキのデザインを
お願いをしにいきました。





これがその時の様子なんですけど
わたしたちがサンプルで持っていった
おサルのハラマキを横尾さんは
打ち合わせのあいだずーっとしててくれて
「サスペンダー付のハラマキなんて
 いいかもしれないねー」なんて
かなりノビフワールでできたハラマキを
気に入ってくれたみたいでした。
「これはいいですよ、そのうち
 若い子とかもみーんなハラマキして
 歩くようになっちゃうかもしれませんねー」
ともおっしゃっておりました。
ほんと、そうなったらすごいんですけどねっ!

じつはその打ち合わせの日、
お話ししながら
「こんなのがいいんじゃない」なんて
その場でデザインを考えてくれたらいいのにねー
というわたしたちの思惑があったんですが
横尾さんが
「ちょっとゆっくり考えてから
 デザインしたいので時間をください」って
おっしゃったので
この日はデザインをあげてもらう日を
約束しただけで私たちは明るいビルへと戻りました。

そしてその2週間後、
「デザインできあがりましたよー」
というご連絡があり、
またまたdarling、シェフ武井、西田の3人は
横尾さんの事務所へと向かいました。

そこで用意してくれていたデザインを
見せてもらうと・・・
3人ともしばらく唖然。

なんなんじゃ、こりゃあ!!!
ステキ、かっこいい、なんと表現するにも
もったいないくらいのすばらしさ。

さっそくお見せしましょう。
そのデザインというのはこれなんです!!



どうですか?
“レンガ”のハラマキですよ!

これを見てまず一言めに
「いや〜、おそれいったなあ
 レンガのハラマキなんて考えもつかなかった」
とdarling。

「レンガの模様ってあったかいかんじも
 しますよねえ、はあ〜、さすがですわ〜」
とシェフ武井。

「う〜ん、いいでしょなかなか。
 ハラマキって柔らかいものだから
 レンガっていう固いものにしたんだよね。
 でもね、こんなに一生懸命にデザインを
 考えたことはなかったなあ」と横尾さん。

「これだったのかあ〜、
 横尾さんがちょっと考えてデザインしたいって
 言った答えは!!」とdarling。
 
しばらく、darlingも私たちも
横尾さんのデザインにすごい衝撃を受けて
レンガのハラマキのデザイン画を見ながら
「はあ〜〜」とか「うう〜ん」しか
言えない人たちになっておりました。

そしてしばらくしてやっと落ちついてきた私たち、
ここでやっと、
じゃあこのレンガのハラマキをどうしたら
うまくカタチにできるかって話に入りました。

「横尾さん、このデザインは
 ぐるっと一周する長いものでしょ、
 じつはうちのは前は2枚重ね、後ろは1枚って
 カタチでつくってるんですよ。
 でもこの場合はやっぱりこのままの
 デザインでつくりたいですよね〜」
 
「う〜ん、そうだね〜」

「じゃあこのさい、横尾さんのデザインは
 前も後ろも2枚重ねってことにしましょうよ。」

「そうだね、レンガは重たいから
 多少、糸が多くて重くなってもいいもんね

 
なんてやりとりがあって
ここで横尾さんデザインのハラマキは
特別にぐるっと1周2枚重ねの
ちょっと重たいバージョンでつくることが決定しました。

そしてまたdarlingがここでひとつ提案をします。
「このハラマキなんですけど
 横尾さんデザインだってわかるように
 どっかにYの字とかいれましょうよ」
 
「そうだねー、どこにでもいいんだけど・・・
 じゃあ、“T.Y”って入れようか」
 
ということでレンガデザインの左に
横尾さんの“T.Y”ってサインが入ることになり、
わたしたちは大事に大事にそのデザイン画を
明るいビルへと持ち帰ったのでした。

戻ると西田はすぐにトノサマくんに電話、
横尾さんデザインのハラマキについて報告します。
糸はレンガ色と黒の2色で染めて欲しい
ぐるっと1周、2枚重ねで編んでもらいたい
ということを伝えるとトノサマくんははりきって
「じゃあ、さっそくサンプルをつくりましょー!」
と言ってくれました。

ただ糸を染めるのもサンプルをつくるのも
これからはじめるので他の3パターンとは
ちょっと納期がずれてしまうとのこと。
12月中旬くらいになってしまうかも
ということでしたがちゃあーんと
横尾さんデザインのハラマキができあがるなら
それもかまいません。

とにかくなんだかとってもわくわくしてきました。
でもこれってわたしだけじゃないんですよ。
darlingだってほかのほぼ日メンバーだって
ハラマキのはなしになるとなんだか
わくわく、わきわきしてるんですから。

さてさて、次回は
「ほぼ日真心ハラマキ」のすべてを
お知らせしちゃいますね。
だって何を隠そうもうすぐ注文開始なんですもん。
すぐって? ほんとうにすぐですよ。
では、ここで発表してしまいましょー。
注文受付けは10月31日から!!
覚えておいてくださいねっ。

2001-10-29-MON

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