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トノサマくんは語った。
“のびのびタオリン”
それは、糸の神様が紡ぐ、最高の糸。 |
「ほぼ日Shareonaハラマキ」販売は、
いよいよ、明日(19日)の夕方5時までです!
今日も、こんなメールが届いてます。
まだ迷ってます! とにかくいっぱい欲しい!
一番にピンと来たデザインは「アロ〜ハ」です!
夏はアロハ!
インディゴ物好きな私としてこれは外せない!
おなかを良く冷やす私にはハラマキは最適ですね!
そして、ギフトにおすすめ!と言うのを聞いて、
いろんな人にあげたくなってしまった。
妊婦さんにイイと聞けば、
今妊娠3ヶ月の友達にピッタリなんじゃないか??
と思ったり。
もちろん「Good Night Baby♥」でしょう!
そして、daringのサービスショットを見てグッときました!
「I'MALWAYS THINKING OF YOU!」
父親にいいんでは!?
家の父もお腹弱いのでぴったりじゃありませんか!
父のお腹にドクロ!? いかす!!
昔、ださいベージュのハラマキをしてた父の姿が
記憶にあります。
もうすぐ誕生日だしぴったりのプレゼントかなー。
なんて色々考えてるうちに締め切りが!
(ラスカル)
注文しめきり間近になって、
だんだん、こういうメールが増えておりますよ〜〜。
毎回、販売のたびに言い続けておりますが、
どうぞ、お買い忘れのないように、
くれぐれも、よろしくおねがいいたしますね!!
さてさて、「ほぼ日Shareonaハラマキ」について
これまでデザインのことを中心にお伝えしてきましたが、
販売終了前日の本日は、
今回の「ほぼ日Shareonaハラマキ」の素材
“のびのびタオリン”が
どれほど、すばらしい素材で作られているのか、
ご存知、新潟のニット工場のハシレトノサマくんに、
大いに、語ってもらいました。
素材のことは、やっぱ、素材のプロに聞かなくっちゃね!
●糸の神様が紡ぐ、最高の糸!
はじめまして、ハシレトノサマと申します。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
新潟は今梅雨です。
あ、ちょっと前には会社の裏でタケノコが掘れたんです。
旬だからといって食べすぎましたが。
トノサマくん
あややさんからバトンを受けて、
今回のハラマキのあらましをご説明しますね。
一回目のハラマキミーティングが行われたのは3月末。
今回も試行錯誤の連続でした。
まずはじめは、
毎回たくさんの方々から送られてくるメールを熟読し、
「理想の夏ハラマキとは?」を探しました。
(メール本当にありがとうございます。
直接ハガキで激励くださった方もいらっしゃって。
いつも頭を下げながら読ませていただいております。)
そこで上がってきた条件は・・・
・しめつけ感がなく、巻き心地がよい
・肌触りがやわらかくて、なめらか
・アレルギーが少なく直接肌に巻ける
・洗濯機で簡単に洗えて、太陽の下で干せる
・通気性がよく、蒸れなくて、吸汗性が高い
・毛玉ができない
・よく伸びるけど、伸びっぱなしではなく、
元のサイズに戻る
なるほど確かに最高です。僕も欲しい。
しかしみなさん! ちょっと考えてみてくださいな!
「伸びるけど、戻るもの」なんて
ナゾナゾの答えじゃないんですから。
ゴムは何度も伸びているうちに
必ず硬くなってしまうものですよね。
しかし、ここを何とかするのが「ほぼ日」と僕らです。
作れば、あるのです。
作らないから、ないのです。
そして、そして、探しに探して上がった
サンプル十数点!
サンプルのためのサンプルとなると、枚数はその倍!!
やっとたどり着いたのは・・・
「シルクとコットンの素材」でした。
肌触りが抜群に良いのです。
これに決まったかなと思ったその時、大問題が。
この素材、ハラマキにすると、
夏には暑すぎる!
そのことに気づいたときは・・・うな垂れました。
いやぁあんなにいろいろ探したのに。
しかし、本気でやっていれば得るものは必ずあります。
今回得られたものは本当に今回らしいことでした。
それは、
「去年のハラマキに使った“のびのびタオリン”は
実はとんでもない糸だった!」
ということ。
前に書いた条件をすべてクリアしているのです。
最高の素材はもう使っていたのです!
去年の「ハラマキサマー改めライト」をお持ちの皆さん。
ちょっと触ってみてください。
届いたときよりも、
なんだかだいぶ柔らかくなっていませんか?
さらに、伸びきってはいないでしょ?
作った僕自身が気づいていなかった・・・
この「のびのびタオリン」は最高の素材なんです。
ああ、今頃気づくなんて。
そういえば、僕が仕事中に巻いているのもこのハラマキ。
デザインは「長い犬」です。
いつの間にやらこれになっていたんですね。
僕自身が自然に、「最高」を選んでいたのですね。
新しいものばかりに気をとられて気づかなかった・・・。
元はといえばこの糸、
ある糸業者さんから紹介されたものなんです。
初めてその方とお会いする前、
ある人から聞いたその方の噂は。
「糸の神様がいる。」
その方の名は「金子嘉通さん」。
この糸はその金子さんが作ってくださった糸なのです。
金子さんは元々糸の開発をしていた方で、
「この世に知らない糸はない」という方。
僕は糸のことがぜんぜんわかっていなくて、
そのありがたみがわからなかったんです。
いまならわかります。
この糸は最高です、金子さん。
今回も是非使いたい。
しかし、ここでまた問題、
この糸、一般に流れている糸ではないのです。
正真正銘、特注品なんです。
この糸が作れるのは、世界中で、ある工場ひとつのみ、
しかも頼まれなければ作らないオーダー品。
それほどのものを
ハラマキチームにわけてくださったのですね、金子さん。
ぼくは、ホントにわかってなかったっすよ。
今回も無理を言って
「ほぼ日ハラマキ」のためだけに作ってもらっています。
これ以外は考えられないから。
今年こそ、いや今年も、全力でおすすめします。
これは最高です。
繰り返しますが、
去年お買い上げいただいた読者のみなさま!
触ってみてください。
どんどん柔らかくなってるでしょ?
今回も間違いなく、「それ」です。
僕も作って、走って、祈ります。
一日でも早く、一人でも多く、
このハラマキが届きますように。
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実は、この「糸の神様」の金子さんの存在は、
わたしたちも、まったく知りませんでした。
素材を検討していく中で、スタッフの間から、
「去年の夏の素材“のびのびタオリン”が
好きなんだよねえ。」
なんて、発言が、チラチラ耳に入ってきておりました。
今回のトノサマくんの発言を聞いて、
それも、納得です。
だって、“糸の神様が作る最高の糸”なんですもの!
それにしても、これまでの過去のハラマキ作りにおいて、
トノサマくんチームのみなさまは、
買ってくださった人に満足してもらえるようなものを
お届けするために、
ほんとうに、一人一人の職人さんたちが
1枚1枚、これでもかっていうくらい
丁寧に作ってくれています。
タオルのような肌触りの気持ちよさ、夏らしい通気性、
あらゆる面で、すばらしいところがいっぱいの素材なので、
まだ、ハラマキ未体験の方にも、
ぜひ、このハラマキを体験して欲しいなあ、
と思っています。
いよいよ、明日で注文しめきりです!
「ほぼ日Shareonaハラマキ」を
どうぞ、よろしくおねがいいたします。
*「ほぼ日Shareonaハラマキ」のご注文は、
こちらをどうぞ。
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