ほぼ日ハラマキ応援企画 はらよわ男の座談会。 (ジュエリー仕様)
星野 さっきキープしておいた、
英字をキャラにするアイデア。
あれをもうすこし、詰めていきませんか。
大原 ああ、あれをね。
やりましょう。
星野 ええと、さっき描いたのは‥‥。
大原 それです。
星野 これだ。
これを、どうするか。
大原 文字は、「HARA」でいい?
星野 いいと思うんだけど、
ほかになにか、いいのありますかね‥‥。
サケロックの、
「SAKE」とか?
大原 「SAKE」‥‥。
じゃあ、それがハラマキをしてるっていうのは?
星野 え? それはどんなふうになるの?
大原 ええとね‥‥(描く)‥‥。
星野 うん、うん‥‥。
大原 こんな感じ。
星野 いいねぇ。
大原 でも、文字が読めないかもしれない(笑)。
星野 ハラマキで隠れちゃうからね。
ぎゅうぎゅうづめで
かわいいんだけどなぁ(笑)。
大原 やっぱり「HARA」にして‥‥(描く)‥‥。
星野 うん。
大原 それに、こう‥‥
ハラマキをつけるっていうのは、どう?
星野 いい!
これ、いいね!
大原 これの裏に「ホニャチン」がいたり。
星野 あ、それはすばらしいですね。
ほぼ日 ‥‥あの、
水をさすようでたいへん心苦しいのですが、
このデザインですと、3色になってしまうんです。
大原 ‥‥あ、そうか。
2色でつくるんでしたよね。
ほぼ日 はい、基本的に2色で。
ポイントにもう1色は使えるんですが、
これは、かなり厳しいパターンで‥‥。
星野 なるほど。
ほぼ日 すみません、それともうひとつ。
現在、横長のフォーマットのなかで
アイデアを出していただいていますが、
実際のハラマキは
正面から見れば、ほぼ正方形なんですよ。
大原 ああ‥‥。
ほぼ日 こちらの場合ですと、
もうこれで、
ハラマキおもてうらの長さに近いんです。
星野 そっかー。
ほぼ日 ですから、
これの裏に「ホニャチン」というのは‥‥。
大原 無理ですね。
ほぼ日 はい。
星野 そうですよね、ちょっと勘違いしてた。
大原 うん。
星野 まず、色のことは仕方がないよねー。
大原 色のことは、いっかい忘れましょう。
星野 うん。
それで、どうするか‥‥。
大原 どうするか‥‥。
星野 基本ラインはいいと思うんですよ。
大原 もうちょっと、考えれば‥‥。
星野 うん‥‥‥。
ほぼ日 ‥‥あれかもしれないですね。
このくらいの感じで、ひとまず、
大原さんにお持ち帰りいただいたほうが‥‥。
大原 そうしますか。
ほぼ日 ここで煮詰まってしまうよりも‥‥。
大原 わかりました。
いったん持ち帰りましょう。
星野 ‥‥いや、でも大原さん、
もうちょっとだけがんばりませんか。
大原 え、そう‥‥?
星野 持ち帰っていただくにしても、もうすこし‥‥。

たとえばその、
ほぼ正方形の中に
「HARA」を入れ込むと、どうなります?
大原 ‥‥‥‥正方形。
それだったら、
「MUDA」と同じレイアウトにするかも。
星野 ‥‥‥‥あ。
大原 アルバムと同じにしますね。
星野 ちょっと、描いてもらっていいですか。
大原 だから‥‥(描く)‥‥こう‥‥。
星野 ‥‥うん‥‥うん!
うんうん!
大原 こうです。
星野 ああ‥‥。
ほぼ日 ‥‥(息をのむ)‥‥。
星野 大原さん‥‥
これでいきましょうか。
大原 ここに戻ってきましたね。
なにかこう、交わったというか。
星野 すごくいい流れです。
最後にこの、
「MUDA」とつながるっていうのは。
大原 ぐるっとまわって。
星野 とにかく、これで渡せます。
こんな感じまで広げたものをお渡しすれば、
あとはもう大丈夫ですよね。
大原 これだけ材料があれば、いけるでしょう。
おあずかりします。
星野 あとは、巨匠のこの腕で。
大原 (笑)
ほぼ日 長時間、お疲れさまでした!
なんと言いますか‥‥
前回とはおおきなちがいでした。
星野 素晴らしいです。
ほんとにきょうは大原さんがいてよかった。
大原 大丈夫だったのかどうか‥‥。
星野 大丈夫どころか!
だって、いつもこうやってつくってるんですから。
ほぼ日 大原さん、ありがとうございました!
(みんなで、拍手)
※巨匠・大原大次郎さんのHPはこちらからどうぞ!

(サケロック編の2回目は、ひとまず終了。
 大原さんのデザインが届いたら、
 またここで、おしらせしますね!)


2011-02-04-FRI