|
さてさて、さっそくですが。
震五郎のお見合い相手・さつきさんったら、
昔、男の人に
お金をだましとられたみたいだね。
トラウマ‥‥。 |
|
でも、さつきさん、レストランで突然、
“やっか〜いもっか〜いしじみっか〜い〜〜♪”
と、またしても十八番を熱唱して、
スッキリしてたけど、
やっぱり、ちょっと変わってる‥‥よね。 |
|
レストランで熱唱は、他のお客さまの
ご迷惑になるもんね。
逆に、震五郎とはお似合いだよ! |
|
震ちゃん、このままゴールインか!?
結婚同盟の娘たちは、
克敏をあきらめられない香菜子のために、
なんと、探偵を雇って
克敏の恋人を調査してたよ! |
|
克敏のお相手は、探偵によると、
「スリーサイズがB91、W59、H90の
ボンッ、キュッ、ボーーンで、
ダンスは上手いし、歌も上手いし、
セクシーで、
小説家としてもデビューしてて、
なんでもござれだ!」
なんだってさ。 |
|
探偵って、スリーサイズまでわかるんだ。
すごいね。 |
|
香菜子は、
「そんな才女に対抗できるのは、
あんたの若さだ」
って、探偵からアドバイスをもらってた。 |
|
まあね、若さは武器になるけどさ、
なんで、そんなことを
探偵に言われなあかんねん。 |
|
その恋人は、克敏の家族とも会ってるし、
家族ぐるみで旅行にも
行ってるって言うじゃな〜い? |
|
旅行先が、熱海と地中海って、
すごいチョイスだったな‥‥。 |
|
「海」つながりかね。
香菜子は、
「克敏さんほどの人は、きっと
ありきたりの女じゃ、物足りないのよ」
って、早くも敗北宣言してたけどさー。 |
|
香菜子が言うほど、
そんなすごい男性じゃないのにね。
はぁ‥‥恋って盲目! |
|
それより、克敏さんの恋人が書いている
小説のタイトルが『黒い沼地』っていう
エロチック小説みたいだね!
恋人は、エロ小説家。 |
|
『黒い沼地』の帯には、
「彼の脈を感じた。」とか書いてあったよ。
「エロチシズムでセクシャル」とも。
やっだー、エローーーーイ! |
|
すごいところ、見てるねー。
逆に、香菜子はまだ純白で、
エロ小説家と対局だから、
むしろ、チャンスがあるかもよ! |
|
「エロ小説家」じゃなくて、
鎌谷凛という名前のひとだよ。 |
|
ま、どちらにせよ、鎌谷凛は、
相当な「女野獣」だったことは間違いないわ‥‥。 |
|
克敏と鎌谷凛が会っているところに、
和花枝と直美が押し掛けたんだよね。
探偵を雇うだけに留まらず、
自らも行動してしまうのね。 |
|
それが、若ささっ。
しかし!
和花枝と直美を持ってしても、
鎌谷凛には、太刀打ちできなかったー。
ツワモノだわ、あれは。 |
|
でも、香菜子が克敏に電話をかけたら、
克敏さんは、すぐ飛んで行ったじゃない!
香菜子にけっこうゾッコンLOVEなんじゃないの。 |
|
呼び出した理由が
「いつものレストランで、
無銭飲食で警察につかまりそう」
って言われたら、そりゃすぐ行くでしょ。 |
|
そんな変な理由をつけて、
克敏を呼び出した香菜子は、
いきなり、突きつけたんだよね。
「鎌谷凛って誰なの?」的なことをさ。 |
|
「克敏さんは、
私とあの女のポジションを
どう考えてるの?」
ともね。 |
|
注目の克敏の答えが、
「成熟したワイン(=鎌谷凛)と、
青いオリーブの実(=香菜子)、
二つは、決して交わらない平行線なんだ‥‥」
って、ポエトリー的に言っちゃって、
そっちに酔いしれ、
すっかり開き直っちゃってたよ。 |
|
しかもしかも、
それに対する香菜子の答えが
「マジ不良ね」って‥‥。
言葉使い、時代錯誤! |
|
香菜子は、克敏を涙の猛攻撃。
鎌谷凛の描く私小説的ストーリーに
出て来る男性を、克敏さんと重ねて、
「私のイメージの克敏さんは、
若いプリンスで、
スマートで、インテリジェント。
なのにその克敏さんが、
あんな変態アニマル男だなんて!
許せないわ!」
って怒ったのよね。 |
|
克敏=若いプリンスなのは、
香菜子の勝手な妄想なんだけどなぁ。 |
|
あれで、克敏さんは、
「俺のことを、
そこまで思ってくれてるのか!」
って、キューンときてたけど‥‥。
なんでそうなんの?! |
|
結局、香菜子の思い通りに、
克敏さんの心は、
香菜子に向かってましたもんね。
なにげに、おそるべし香菜子! |
|
でも、男の人って、
自分を理想的に見てくれる女の人も好きだけど、
弱さも含めて、
なんでも知っててくれる女の人も好きだよね。 |
|
深ーーーーイイ〜。 |
|
一方、和花枝と直美のコンビが
対決してた鎌谷凛は
すっかり燃え上がっちゃって、
「結婚の二文字がキンキラリン。
結婚にシフトチェンジよっ!」
って張り切ってたけど‥‥。 |
|
今後、克敏をめぐる、
香菜子VS鎌谷凛の三角形に、大注目だなっ。 |
|
待って待って!
震五郎の、夢に出てきそうな
濡れ場のことはいいの‥‥? |
|
‥‥(無言)。
お、お腹、いっぱいっ! |
|
また明日〜〜。
|