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【読み方】
元禄 |
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げんろく |
井原西鶴 |
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いはらさいかく |
好色一代男 |
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こうしょく
いちだいおとこ |
日本永代蔵 |
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にほん
えいだいぐら |
近松門左衛門 |
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ちかまつ
もんざえもん |
曽根崎心中 |
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そねざき
しんじゅう |
冥土の飛脚 |
= |
めいどのひきゃく |
※以下、ネタバレ注意!
【井原西鶴】
大坂の人。
数多くの有名な風俗小説
(浮世草紙※)を残した作家。
人形浄瑠璃作家で俳人でもある。
41歳の時に『好色一代男』を書き、
1693年、52歳で没した。
(※うきよぞうし:
上方を中心にした
民衆的で現実主義的な町人文学)
【好色一代男】
好色な主人公、
世之介の愛欲生活を描いた
1682年に刊行された浮世草子。
挿し絵も西鶴自身が描いている。
他に、『好色一代女』
『世間胸算用』。
【日本永代蔵】
金銭や出世を追求する
町人の姿を描写。
【近松門左衛門】
京都の浄瑠璃作者。
義太夫の脚本、歌舞伎の脚本も
手がける。
義理人情の葛藤が特徴。
【曽根崎心中】
金を奪われた徳兵衛が、
なじみの遊女と心中する話。
【心中ブーム】
『曽根崎心中』が
上演されたあと、
「心中もの」ブームがおこる。
実際に、心中もブームに
なってしまったため、
幕府は、心中した者の
葬儀を禁止し、
また、
生き残ってしまった者は
非人の身分に落とす、
とする措置をとり、
心中発生防止に努める。
【冥土の飛脚】
公金を使い込んだ
飛脚問屋の息子が、
遊女を身受けして、
駆け落ちするが、敢えなく失敗。 |
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