タレント、女優として活躍中の平田裕香さん。
そんな平田さんがお芝居に挑戦しました。
その名も
「FABRICA 11.0.1 -LOST GARDEN-」。
映画版「踊る大捜査線」シリーズや
「UDON」、「少林少女」を手がけている
本広克行監督が演出を手がけています。
そもそも、この「FABRICA」は本広監督が
ジャンルを超えた表現プロジェクトを実施すべく
生まれたレーベルのこと。
3部作の舞台として作られており、
1章は「FABRICA 10.0.1 -LIFE FILM-」、
2章は「FABRICA 12.0.1 -BABY BLUE-」、
そしてその最終章である
「FABRICA 11.0.1 -LOST GARDEN-」に
平田さんはご出演されています。
その「FABRICA 11.0.1 -LOST GARDEN-」が
DVDとなってリリースされました。
3675円(税込)
発売元/ポニーキャニオン
この「FABRICA」が2度目の舞台出演となります。
最初に立った舞台は、いい経験にはなったんですが、
自分の中で不完全燃焼で終わってしまった
という心残りな部分があったんです。
そもそも「FABRICA 10.0.1 -LIFE FILM-」と
「FABRICA 12.0.1 -BABY BLUE-」を観て、
すごくおもしろかったんですよ。
「私も、あぁいう舞台に出たい」って思ったんです。
そうしたら、「次のキャストを募集します」という
チラシを見つけて、事務所の人に
「このオーディションを受けさせて欲しい!」って
お願いしたんです。
なるほど。
しかも平田さんは、激戦のオーディションを
勝ち抜いて見事出演の座を勝ち取ったそうです。
どうしても出たかった舞台「FABRICA」。
どのあたりに魅了されたんですか?
そもそも「FABRICA」のテーマが「実験室」なんですね。
1章、2章と舞台セットがすごく変化するんですよ。
白い六角形や台形の箱を活用して、
キャストたちも舞台作りをしていく。
さらに舞台上での演技が舞台芝居ではなく、
まるで目の前でふつうのドラマが繰り広げられているような、
ごく自然な演技で物語が進んでいくんです。
私が観た舞台はお通夜のシーンから始まるんですけど、
そのお通夜の会場に
自分もいるような感覚になったんですよ。
舞台を観ているんじゃなくて、
その場にいっしょにいる感覚、とでもいいましょうか。
その感覚がすごく気持ちよかったんですね。
だから私もそういう感覚を
お客さんに味わわせてあげたい、と思ってました。
そうしたら、観に来てくれた知り合いなんかも
「どこまでが芝居だったの?」って(笑)。
どこまでが演技なのかわからない舞台。
それはまさにその場にいるような感覚ですね。
さて、その演出を手がけた本広監督はどうでした?
監督は最初、1回通してお芝居を観たあと、
「ここはこうしよう」、「こっちはこう」という感じで
何度も何度も繰り返して
いっしょに作り上げていきました。
本当、「FABRICA」は本広監督の実験室なのかな?
って思えるくらい(笑)。
でも、みんなその実験を楽しんで作り上げていきました。
変化と調和がうまくミックスした感じですね。
稽古中の様子はDVDの映像特典として収録されています。
この「FABRICA 11.0.1 -LOST GARDEN-」が
完成していく様を、ぜひご覧になってくださいね。
あ、そうそう。
じつは舞台上で生着替えがあったんです。
カーテンがシャーって閉じて、バーッと着替えて、
ジャンと出てくるような流れだったんですけど、
カーテンが壊れててちょっと閉まらなかったりとか、
ファスナーがなかなか上がらなかったりとか、
いろいろなアクシデントもありました。
DVDには? それは観てのお楽しみということで(笑)。
平田裕香さん、楽しいお話をありがとうございました。
DVD「FABRICA 11.0.1 -LOST GARDEN-」は
税込3675円で発売中です。
最後に、平田裕香さんが
アメリカでエミー賞にノミネートされた
webドラマのリメイクに出演されるそうです。
タイトルは
「Tokyo Prom Queen Season2」。
6名の大学生たちの交錯する恋愛関係、秘密、
そして裏切りがスリリングに描かれています。
パソコンはもちろん、携帯電話でも試聴可能だそうです。
詳細はhttp://www.promqueen.jpまでどうぞ。
平田裕香さんの公式ホームページはこちら。 |