荻上監督の映画に、
「ほぼ日」はほんとうにたくさんの
「たのしい」や「おいしい」や「うれしい」を
いただいてきました。
それを読者のみなさんにおすそわけしたくて、
「かもめとめがねのおいしいごはん。」
というコンテンツをはじめたり、
「とにかく観てほしい!」というきもちが高じて
『めがね』×ほぼ日刊イトイ新聞特別試写会
なんていう催しまで行ったりもしました。
そんな「ほぼ日」乗組員もだいすきな映画、
『めがね』が、3月19日にDVD化されました!
『めがね』
5040円(税込)
Amazonでのご購入はこの画像をクリック!
映画館で見逃していたかたはもちろん、
すでにご覧になったかたも、
これで『めがね』の世界を
いつでも、何度でも、体験していただけます。
さらに、このDVDには、
106分の本編ディスクに加え、2枚の特典ディスクも!
Disc.1 本編
Disc.2 「めがね」メイキング
メルシー体操完全版
Disc.3 「朝のたそがれ」全編収録
※「朝のたそがれ」は、情報バラエティ番組
「爽快情報バラエティースッキリ!!」(日本テレビ系)と
映画『めがね』のコラボレーション企画です。
『めがね』の出演者が日替わりで出演し、
1分間の物語を放映していました。
それでは、ここであらためて、
荻上監督ご自身から、
映画『めがね』のみどころをお話していただきましょう。
「さいきん映画祭があったので、
あらためて観たんです。
すごい、きもちがいいなと思って‥‥
自分でいうのもへんなんですけど、
すごくきもちのいい空気が漂ってる映画だなって、
そう思いました。
いままで映画をつくってきて、たのしいと思ったことは
じつは一度もなかったんですよ(笑)。
もちろん映画づくりはおもしろいし好きなんですが、
たのしいっていう感覚が自分にはなくて、
とにかくつらいものという意識しかなかったんです。
『かもめ食堂』もそうでした。
フィンランドでの撮影ですから、
緊張するわ寒いわで、わけがわからなくて(笑)。
この4本目の『めがね』は、
撮影をしていて、はじめてたのしいと思えたんです。
ほんとにたのしかった。
ロケ地が与論島ということもあったのかもしれません。
すごくゆったりできて、
緊張しないで撮ることができました。
ごはんもおいしかったし。
フード・スタイリストの飯島奈美さんの料理って
どうしてあんなにおいしいんでしょうね?
料理人のおいしさじゃないんですよね。
なんだろう? お母さんの感じ?
とくべつな人だな、と思って。
ほんとに。
あと、小林聡美さんがこんなことをおっしゃってました。
“寝ても大丈夫な映画”って。
きもちのいい映像で眠くなることもあるんでしょうね。
途中ちょっと寝ちゃっても、目がさめたときに、
“ああ、この人たちは、同じようにここにいる”
(C)めがね商会
そんなふうに、思えるんだそうです。
おいてけぼりにされた感じが、ぜんぜんないって。
寝ることをオススメするわけではないですが(笑)、
わたし自身がたのしく撮れたことが
あらわれてる映画だと思います。
よろしければ、ぜひ」
荻上監督、ありがとうございました!
またきもちのいい次回作を、たのしみにしていますね!!
映画『めがね』の公式サイトは、こちらからどうぞ。 |