そのままぼくは振り返りつつバイバイをして坂を下り始めたが、
彼女はその場に立ち止まってぼくを見送る。
その顔は不思議に満ちて、
ははん、ぼくを好きになったに違いない。
いや絶対そうだ。
その美人の彼女、誰かに似てるがその誰でもない、
好きになってもいいタイプだ。
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