HARUOMI HOSONO DREAM DIARY
夢を見た・・・

ぼくはクラーク・ゲーブルのような二枚目。
連れはキャサリン・ヘプバーンのような美人。
2人は田舎での仕事を終え、
暗い道に駐車してあったキャデラック風リムジンに乗り、
一路都市へ帰るところだ。

田舎の夜道は危険だった。
なにしろこの近くで殺人事件があり、
犯人が潜伏しているからだ。
森の方で何やら遠ぼえのような不気味な音がする。
恐いものの、もう車に乗り込めば大丈夫だ。
早くここから立ち去ろう。
その車は特別仕様で、次元を超えるし形も変わる。
都市に着くころにはその形が2人乗りのスケーターになり、
セグウェイ(※)のように立ち乗りの重力で走る。
その様子をホテルのドアマンがめざとく見つけ、
乗り込んでくる。
次元を超えるので何処にでもすぐ行けるのだ。
往年の喜劇俳優「カンティンフラス」(※※)のようなドアマンは
興奮している。
僕等美男美女は得意げにニヤニヤとそれを楽しんでいる。

(2005/04/22)

イラストレーション:ウィスット・ポンニミット
解説
※セグウェイ(Segway)
米国の著名な発明家が2000年頃に発表した
立ち乗りのモーター付きスケーター。
発表当時、米国各界の著名人に
セグウェイのプレゼンテーションをし、
その絶賛コメントが報道され、日本でも話題となった。
当初は「ジンジャー」という良い名前だったのにねえ。
今は日本でも輸入されてるの
で乗ってみたい!

※※カンティンフラス
映画「八十日間世界一周」に出ていたメキシコ
系コメディアン。

このごろのハローミ
ぼくはInter FMで「デイジーホリデー」(※)という
ラジオ番組をずっと続けてるんですが、
今年は放送日が12月24日(深夜1時)なので
珍しくXmasムードでやるつもりです。
そのために昨日の夜中は、一人で録音場所のスタジオを
飾り付けしてました。
デイジー仲間が集まってパーティー、なんていう
滅多にやらないことをやります。
そういえば来年の年明け元旦も放送日なので、
それも何か考えなきゃ‥‥
今年の年末は忙しいねえ。

※「デイジーホリデー」
Inter FMで毎週日曜深夜1時から30分の番組。
他局から越してきて早4年、
その前から通算すると
もう10年も続けてることに。
珍しい音楽がいっぱい聞けますよ!


2006-12-14-THU
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