夢を見た・・・
かつて誰かの本で読んだ憧れの島へ旅立った。
まずはバスに乗る。乗る前に自動販売機でカフェだ。
道順はよく知らないが、
バスに乗ればなんとか着くという話だ。
バスの終点から丸太のようなボートに乗り継ぎ、
やっとその青い島に着いた。
川のような海を行くと堤防も何もなく、
いきなり庭先のような岸にボートを横付けする。
思ったより波があり、ここで泳ぐのは危険かもしれない。
それに暑くもない。
既に来ていたある夫婦の女性が出迎えてくれていた。
皆ぼくの強い薦めに誘われて来ていたのだ。
濃紺の海は珊瑚礁ではなく波も強いし深い。
庭先の岸辺から向こうに断崖が見える。
土地の若者がそこから海にダイビングした。
ドッボーンと音がする。
すると後から後から若者たちが続いてダイビングする。
その島の観光名所でもあるその断崖では、
若者たちがマグカップにオナラをし、それに火をつけ、
音がボンッとする間に飛び込むのが有名なのだ。
次から次にボンッという破裂音につづき、
ドッポーンと飛び込む音。
その神秘的な光景に一同ひきこまれる。
とても珍しい習慣だが、ただし臭う。
この島はポルトガル領だと聞いたが、
実は内緒の話、東シナ海にあった。
最近発見されたこの島には誰も来ないのだ。
新しい地図にやっと記載された島。
いいんだか悪いんだか・・・。
(2004/11/13) |
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