HARUOMI HOSONO DREAM DIARY
夢を見た・・・

ぼくの眼に時限爆弾が埋められている。
魔物のような奴が仕掛けたのだ。
どうにかそれを解除しなきゃいけないが、
もう時間がない。
友人らしき人物が、
ぼくにかけられた暗号のような呪文を
解こうとしている。

あと数秒、というところで仕掛けがはずれ、
ぼくの右目まぶたの裏から、
ウロコのような小さな切片がポロっと落ちた。

助かったのだ。時間切れ寸前だった。
あと1秒・・・。

隣の友人らしき人物の眼が爆発してしまう。

(2006/03/02)
イラストとアニメーション:ポー・ワング
解説
オソロシイ・・・。
ホラー映画の見過ぎだな、これは。
SAWとかCUBEとか、近ごろの「痛い」映画の影響だ。
自分は助かり、助けようとしてくれた友人が助からない。
なんとも身勝手な夢だが、映画でもこういうのが流行りだ。
友人というところが、夢ではショックが強い。
自分の死は痛くないが、人の死が痛いのだ。

このごろのハローミ

さてさて、毎年この時期は
年が明けたという気分から遠いんです。
だいたい仕事が年をまたいで続いてることが多いですから。
それが片づいてホっとする頃、
丁度良い具合に旧暦の正月が来るんです。
年賀状はその時期に出す、ということが
もう何年も続いてますが、
今年は年男なので
イノシシの絵をマウスで描いてみようっと。


2007-01-04-THU
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