夢を見た・・・
珍しくジムへいき、会員のカードを受付に出す。
あまり使わないせいか、
カードはこころなし反り曲がっていた。
受付嬢は
「今作業中なのでしばらくおまちください」
と言いつつスタッフ・ルームに入ったまま出てこない。
しばらく時間を潰してまた受付にくるが、
作業中の札は出たままだ。
警備員の男性が出てきて、
実はデータがクラッシュしてしまったという。
それもぼくのカードが原因だと・・・。
「はてさて大変なことになって・・・」
と言う警備員に、
「どうなるんでしょう?
しばらくしてまた後で聞きに来ます」
というと
「私は会社の人間じゃないから」と言われた。
傍らの中年女性が
「そんなことは何度もあったわよ」と事も無げに言うので、
すこしぼくは気が楽になり、
外のテラスでお茶にすることにした。 |
|
|
|
|
そこに知人も来ていて数人で話すが、
テクノ系の若者が合流する。
「君たちはいつもいいイベントに来るねえ」と言うと、
一人が不服そうな顔をする。
褒めたのに勘違いしてるんだ。
さらにその仲間の巨漢が妙な気を起こしそうな感じで、
ぼくはだんだん本気で怒りだした。
彼らが言うには、今日のぼくは怖いそうだ。
なにか怒りが電磁波のように放電している、と。
あれ?
ヘソから青や赤の電磁波が
クモの巣のようにあたりに放電してる。
怒りがへそから漏れているのだ。
(2002/06/02) |
|
|
|
イラストレーション:小辻雅史 |
|
|