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その2030 |
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「まつがって」いるようで、
「まつがって」ない‥‥。
「まつがって」ないようで、
「まつがって」いる‥‥。
そんな、境目の曖昧な、ぽわわんとした
特集をお届けしましょうかね。
題して、「まつがってない」特集!
「まつがって」るのか、
「まつがって」ないのか、
それは、各自でご判断ください。
最後まで、どうぞ、ごゆっくり。 |
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お昼がラーメンだった日のこと。
母が父に声をかけていわく、
「お父さ〜ん、早く来ないと
ご飯、伸びるよ〜!」
まつがってはいないんだけど。
いや、やっぱりまつがってるような気も‥‥。
(ふいづ) |
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父に、
「フォアグラを初めて食べたんだけど、
それほどじゃなかった。
お父さんの釣った
カワハギの肝の方がずっとおいしい」
と話すと、父は、
「フォアグラも
天然モノだったら
イケるんじゃないか?」
と言っていた。
(フォアグラは養殖に限る) |
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うちの次男(4才)は
カエルの鳴き声のことを 「コゲコゲコゲコゲ」
と言います。
出だしと終わりさえ聞かなければ
問題ないです。
(ユウキとタケヒロの父) |
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小5の娘とスーパーに行ったときのこと。
ぶなしめじ1袋88円。
2袋セットだと200円。
「おかあさん、なんかおかしいよね」
「そうだね‥‥」
「あ! あの人2袋入り買ってるよ!
どうしよう‥‥」
ごめんなさい。教える勇気、
母にはありませんでした。
(サンジの母) |
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何まつがいかわかりませんが、
まつがっていることには
違いないのでメールします。
高校時代に友達とアメリカに
ホームステイした時のこと。
日本人と文通したことがあるという
13歳くらいの男の子がいたので、
知ってる日本語はないか訊ねてみました。
彼は顔を真っ赤にして言えないと言うので
(流れから判断するにどうやら下ネタ)、
激しくつっこみを入れたところ、
照れまくりながら言いました。 「ヤスラダ」と。
何度訊き返してもやっぱり「ヤスラダ」。
ホストファミリーから意味を訊かれましたが、
日本人の友達と検討した結果、
一番近いのは「安らか」だと判断し、
「とても落ち着いた状態」のことだと説明しました。
(何だったんだろうか) |
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私が教えていただいている声楽の先生は、
とても美しい上品な方ですが、
のどの奥をもっと開けるように
教えてくださるときに、実にいさぎよく 「のどちんこ」とおっしゃいます。
(よちのん) |
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主人が
「♪柳の下〜にネコがいる〜
だから〜ネコヤナギ〜」と
バカボンの歌をうたっていました。
それを聞いた小4の長男が、
「オレ、うなぎ犬は知ってるけど、
ネコヤナギは知らない」
と真顔で言いました。
どうやら、猫柳も架空の生き物だと、
思いまつがったみたいです。
(猫柳は植物です) |
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こんなややこしい話じゃなく、
すっきりと「まつがった」話を
年中無休で募集中です。
右の「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをササッと書いて、
ためらうことなく送信ボタンを押してください。
どうぞ、押しちゃってください。
それでは、また明日ー。 イラスト:しりあがり寿 |
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2009-09-05 |
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