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その2069 |
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ふと、耳に飛び込んできた、
とんでもないフレーズ!
そんなバカな! ありえない!
私は思わず耳を疑った。疑って、よかった。
だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。
意味はぜんぜん違うんだけどさ、
言われてみればそう聞こえないこともない。
絶妙な「聞きまつがい」を
どうぞ最後までお楽しみくださいー。 |
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聞きまつがいです。
とある歴史教養番組を
ボーっと見ていたときのこと。
「『枕草子』を執筆した
ステーションワゴンは‥‥」
と聞こえてきたので、
なんじゃそりゃ? と思って画面を見ると、
そこには教科書に載っている
おなじみの顔が映っていました。
(清少納言) |
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近くの席にいる同僚が電話をしていました。
「フィリップ様ですね、
ありがとうございました」
外国人から電話がかかるような
職場ではないので驚いていたら、
「栗木様」の聞きまつがいでした。
(しやうじ) |
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旅行関係の仕事をしています。
とある団体様からご予約を頂き、
内線で担当の人に伝えようとしたときのこと。
私 「団体名がね、『○○会』様」
担当「『だてメガネ○○会』様ね! 了解」
笑いすぎて連絡の続きが言えませんでした。
(こずえ) |
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文学部生です。
とある昼下がり、友人と
アカデミックに妖しい話をしていました。
「で、サド侯爵がさ」
「え? 佐藤耕作?」
誰。なんだかいきなり平和な日常が見えました。
(佐藤さんちのこうちゃん) |
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友達と校庭の草とりをしていたときのこと。
「疲れたね」と私が言うと
その友達がなんと!! 「うんこがしたい」 と!!
後からきくと
「うん、腰がいたい」と言ったようでした。
恥ずかしいっ。
(おばさんくさい) |
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友達とカフェに。
お姉さんがにこやかに出てきてひとこと。
「奥谷さまですか?」
え! 何で名前を知ってるの?
あなた、何者? と驚きのあまり
固まってしまった私たちに
お姉さんがもう一度聞きました。
「お二人さまですか?」
あ〜、びっくりした。そのとおりです。
(奥谷とその友人) |
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今、沢田研二さんの『勝手にしやがれ』の、
「♪寝たふりしてる間に 出て行ってくれ」
という格好いいフレーズが、
「ネタ振りしてる間に」
に聞こえてびっくりしました。
ネタを振られた彼女は荷物そっちのけで
ボケたりつっこんだり、
それを受けて彼もコケたりボケ返したり、
悲愴感もやるせなさもまったくない、
おもろいカップルが脳裏をよぎりました。
(まいまい) |
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「聞きまつがい」「言いまつがい」、
どのような「まつがい」でも、
私たちにメールにてお知らせください。
「投稿する」ボタンを押して、
思い出深いそのエピソードを
だいたいの感じで書き表して、
できあがったら送信すればそれで終わりです。
みなさまのご参加をお待ちしております。
どうぞ、よろしくお願いします。 イラスト:しりあがり寿 |
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2009-10-14 |
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