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その2075 |
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あるところに甲と乙があって、
甲は乙の言ったことを誤解した。
そして甲は乙に向かって
とんちんかんな返事をしたのだが、
偶然にもその返事は辻褄が合っていた。
ゆえに乙はそれを都合よく解釈し、
またしても甲へ返し、乙も受け、
そのようなやりとりがしばしあった。
やがて相互の誤解は明るみへ出て、
ふたりは混乱ののち、大笑い。
これがいわゆる「かみ合わない会話」です。
どういうのかというと、こういうの。 |
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会社から帰った夫が言いました。
「はぁ〜参った。
3時に録音してくれって頼まれた!」
「そりゃ困るよね。3時にわざわざ?」
「うん。君ならできると思ったから
頼むって言われてさ。
上司に言われたら断われないし」
「でもさ、なんであなたが
3時に起きないといけないの。
自分で起きてやらないの?」
「はぁ? このCDだぞ?」
「だからさぁ〜、何で3時なの?」
そう言ったら呆れた顔で
「参事の○○さんから
頼まれたって言ってるだろ!」
って怒られちゃいました。
よその会社の事はわかりませんってば。
(さんじはおやつの時間) |
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結婚記念日。
レストランで夜景を見ているときのことです。
私 「夜景ってさぁ、動かないから
ずっと見てると飽きちゃうね」
ダンナ「え、上半身は動いてるでしょ?」
私 「は? 上半身?」
ダンナ「野球でしょ?
打席でも動いてるよね?」
私 「や・け・い!
なんで今野球の話なのっ!」
しかも野球は全身を動かすスポーツだと思う‥‥。
(結婚3年目) |
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小児科医をしています。
お母様「寝てから1、2時間に
咳がよく出るんです」
私 「寝入りばなに
よくお咳が出るんですね」
お母様「いえ、鼻はでません!」
(カナ) |
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十数年振りに東北に住む叔母を訪ねることになり、
家までの道順を確認するために電話しました。
「やまだひでいちストアの
とこを曲がってね」
「え? やまだひでいちストア?」
「そう、最近できたの。赤い屋根の」
「‥‥やまだひでいちストア?」
「そう、やまだひでいちストア」
これ以上聞き返すのは心苦しい。
何の何衛門商店とかもあることだし、
きっと古くからある商店が代替わりして
移転して屋号も今風に変えたんだろう、
と自分を納得させ叔母の家に向かいました。
代替わりもなにも、角にあったのは
ヤマザキデイリーストアでした。
(騙されたと思って東北弁で‥‥) |
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先日、ラスベガスへ家族で遊びに行きました。
滞在先のホテルのお夕飯のバイキングで見かけた
お金持ちそうな白人のナイスなオジサマと
ニギリ(にぎり寿司)コーナーの担当者との
押し問答を目の前で見てました。
オジサマ
「私は寿司を食べたいのだけど、どれが寿司か?」
(そこにはマグロや海老の握り、巻き寿司がズラ〜)
ニギリ担当「これはニギリ。寿司とは違う」
オジサマ 「じゃぁ、日本の寿司っていうのは、
どういうのだ?」
ニギリ担当「見たことないからわからない」
オジサマ 「じゃぁ、このニギリっていうのは、
日本食じゃないのか?」
ニギリ担当「よくわからない‥‥」
これが延々と続いてました。
後ろでたまたま聞いてしまった私は、
説明をしてあげたほうがよいのか、でも、それは、
ニギリ担当のプライドを傷つけそうだし‥‥
と考えた末、その場を静かに去りました。
オジサマは、すっごく不服そうに、
他の国の料理のコーナーに向かい、同行のお友達に、
「ここに来れば、寿司が食べれると思ったのにな〜」
と、とっても残念そうに、
大声でぼやいておりました‥‥。
(亭主は寿司シェフの妻) |
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私の父が某講演会に行った時のことです。
会場の入口に居た案内係の方が、
会場に入った父を追いかけて来て、 「前があいてますよ」
と言いました。父は
「そうですか、ありがとうございます」と答え、
前の座席に向かいましたが‥‥
その方は「ズボンの前が開いてます」
と言っていたのでした。
(ちゃっくりん) |
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どのような「言いまつがい」でも
どうぞ、私たちにお送りください。
こういうのでいいのかな?
と、不安に思ってらっしゃるみなさん、
そういうのでいいんですよ!
「投稿する」ボタンを押して、
お気軽にご参加くださいませー。 イラスト:しりあがり寿 |
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2009-10-20 |
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