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その2117 |
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さぁ、今日は「読みまつがい」の特集です。
と、いっても、しばしばお届けしている、
「おこと教室」を「おとこ教室」と
読んだりするようなパターンではありません。
なんというか、もっと逃げ場のない、
はっきりとした「読みまつがい」です。
具体的に特徴を述べるなら、
「漢字をまつがえて読んじゃったよ」
というパターンのエピソードです。
名づけて「ほんとうの読みまつがい」。
自分でやると、けっこう恥ずかしいかも。
どうぞ、のんびりお楽しみくださいませー。 |
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お水も注文するようなオシャレな店にて、
友達が自分の水のボトルを手に取り、
涼やかな声でラベルを読み始めました。
「アルプスのぢぞこから湧き出る‥‥」
その日からかれこれ10年経ち
彼女も二児の母となりましたが、
私からは「ぢぞこちゃん」と
呼ばれ続けています。
(地底) |
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日曜日は教会に通っています。
聖書拝読の時、
「主(しゅ)は言われた」のところを
「主(あるじ)は‥‥」と
読んでしまった人がいました。
みんな、気づかないふりをしていました。
「おぬしは」と読んだ人もいるらしい。
(江戸時代か) |
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中学の国語の授業で当てられて
教科書を朗読した時の事です。
「床にお入り」という台詞をまつがって
「ゆかにおはいり」
と読んでしまいました。
床板剥がさないと無理ですね。
(うちはフローリング) |
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数年前のことです。
母がラジオで朗読を聴いていたそうです。
すると「床のあいだ」という
言葉が聞こえました。
前後の文から考えると、
「床のあいだ」は不自然。
というより、
「床のあいだ」って何のことだろう。
床下収納‥‥?
母はそれから一週間も考えて
気づいたそうです。
「床の間」だ!!!
(訓読みしちゃったのね) |
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課長が文書を片手に電話していました。
「‥‥のゆうむ、
‥‥のゆうむ、
‥‥のゆうむ、
この3点について
調査依頼が来てるから調べてくれる?」
何だろうと思っていましたが
しばらくして机の近くを通った時、
目にした文書には
「‥‥の有無」と書いてありました。
この課長、10数年前に
一緒に仕事していた主任のときには
何度教えてもカタカナの
「ツ」と「シ」がよく書けなかったけど、
営業所への転勤から帰って来たら
「シ」は書けるようになっていて、
人間進歩するんだーと思っていたのだけど‥‥。
(それでも課長昇進) |
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大学時代の友人の話。
第2外国語でフランス語を選択し、その授業中。
一人一文ずつ教科書を
読み進めていっていた時のこと。
その友人に回ってきた文章は「moi.」。
あまり得意ではなかったのだが、
短い文章に彼は元気に言った。 「もいっ!!」
クラスが爆笑に包まれたのは言うまでもない。
(もわもわ) |
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高校1年の時、現代社会の授業中、
教科書を読まされた男の子が、
「GNP(国民総生産)」を、おもいっきり 「ガンプ」と読んでくれました。
(マイマイ) |
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どのようなエピソードでも
遠慮無く、唐突に、いつ何時でも、
私たちにお送りくださいませ。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをササッと書いて
シュシュッとメールしちゃえばおしまいです。
やってみると、けっこうカンタンですよ。
それでは、また、明日ー。 イラスト:しりあがり寿 |
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2009-12-01 |
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