その2137
あの、お済みですか、ええと、
ほら、年末の用事とか、あの、
お正月の準備とか、いろいろ、ほら、
けど、あの、なんていうか、
あわてちゃダメですよ、やっぱり、
いろいろ効率が悪くなるし、ほら、
あせってるとけっきょく遅くなったり、
だから、ほら、落ち着いて、落ち着いて!
ガッシャーン! うわっ、ひっくり返した!
バターーン! ああっ、つまずいた!
こんなことにならないように、
元祖「言いまつがい」で、
ひと息入れましょうよ。
「言いまつがい」を投稿する
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動物好きの姪が、
テレビに映ったヌーの大群を見て言いました。
「あ、これノーだよ!
 ‥‥あ、違ったヌーだ」
本気で笑っちゃってごめんね、姪。
面白すぎたわ。
(黒猫)

ごった返すデパートのエレベーター乗り場。
バイトらしいお姉さんが声を枯らしながら、
お母様をお連れのお子様!
 お手をお離しにならないよう、
 くれぐれもご注意下さい!」
と連呼していました。
(ゆいゆいママ)

さきほど、
部署の大田さん宛に電話がありました。
「お世話になります。
 ○○ですが、おおたまを‥‥」
はい、「おおたさま」ですね。
笑いをこらえるので精一杯でした。
(春巻き)

最近、カード認証とかで
入館が厳しくなったうちの会社。
訪ねてきた取引先の人が
「最近おたくの会社も
 敷居が重くなったなあ」
敷居をくぐるつもりですか。
(ももりん)

某大手スーパーでの館内放送で。
茶色の首輪の緑の犬
 ‥‥あっ‥‥」
たぶん「緑色の首輪の茶色の犬」ですね。
買い物客の皆さん、
みんなにこにこしておりました。
(めねば)

秘書をしていた時のこと。
上司が冷蔵庫に置き忘れた、
韓国からのお客様にいただいた
キムチを引き取りに、
ある格式の高いホテルの
フロントに行った時のこと。
係の方は、そのキムチを差し出しながら、
うやうやしくこうおっしゃいました。
「大変お待たせいたしました、
 こちらがキムチ様でございます」
私は聞こえなかったフリをし、
フロントの方も知らん顔してました。
(心の中では大爆笑)

手術を終えた祖父の容態を聞くために、
母に電話をした時のこと。
「じいちゃん大丈夫?」と尋ねると
「うん、元気そうだよ。
 でもね、昨日は麻酔が効いていたから、
 まな板の上のタコだったよ!」
あの‥‥それじゃ
麻酔の意味がありませんよ、母さん。
祖父はすっかり元気になりました。
(ユッキー)

会社の研修中。
アルファベットを
答えなければならない問題があり、
私が指名されて答えることに。
私は「えーと答えはUだっけ、Yだっけ」
と考え、迷いながら答えました。
静寂に包まれた真面目な研修室の中、
私の声だけが響き渡りました。
「ユイ」
(どぅるどぅる)
年賀状を出すついでに、
投稿も済ませちゃいませんか?
「投稿する」ボタンをクリックし、
心に残る愉快な出来事を
だいたいの感じで書き記し、
できたところで送信ボタンを押してください。
「言いまつがい」とほぼ日刊イトイ新聞は、
年末年始も休まず更新します。
てなわけで、また、明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2009-12-21
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN