その2210
ああ、よく来た、よく来た。
うん、うん、忙しい気持ちはわかるぞ。
だがな、あせりはよい結果を生まんぞ。
急いてはことをし損じるというだろう。
いうんだよ。知らないのか。
まあ、知らなくてもいいや。
ともかく、そこでのんびり座って
元祖「言いまつがい」でも読みなさい。
心がいい感じにゆるゆるするぞ。
じゃ、最後まで、ごゆっくり。
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中学時代、言葉遣いに厳しいことで
恐れられていた教頭先生の校内放送。
「○○先生、○○先生、
 すこやかに職員室まで
 お越しください」
(high)

ナシを剥こうとした母が
「包丁」ということばが思い出せなかったらしく、
「ちょっとあんたとって!!」
と言った。
我が家に名刀が眠っているのかもしれないが
包丁をとってあげた。
(ビゼンオサフネ)

誕生日を彼氏に忘れられた!
と、妹に話したら
「ごんまい」
と言われてしまった。
その後、似たような国名あったよねぇ?
あったよねぇ? と、ごまかす妹。
(ふっくら わたこ)

今朝のことです。
朝から忙しかったんですよ。
会社に掛かってきた電話を
仕事をしながら取ったんです。
いつもなら
「いつもお世話になっております」のあとに
「少々お待ち下さい」という感じで
段取りよく取り次ぐのですが、
忙しすぎて早く終わらせたかった私は、
段取りを無視して
「少々お世話に
 なっております!」

と。
何もなかったことにしよう‥‥。
(あやぞ)

中学の頃、友達に
「うちのお母さんが○○ちゃんの写真見て
 『この子
  ふてぶてしい顔しているから、
  大きくなったら
  福娘コンテストに応募するといいわ!』
 って言ってたよ!」と言われました。
???と思ったが、
「ふくぶくしい」と言いたかったみたいです。
(今は仕事で頬もこけた)

帰って来た夫が
「あ〜、お腹減った〜!
 さっき、ファミレスの前で
 カレーののろしが上がっていたから
 食べて帰ろうかと思った〜」
と言いました。
「カレーののろし?」
「うん、旗みたいなやつ」
「‥‥それは、のぼりでは?」
カレー色の黄色いのろしが
上がっているのを想像して
それもいいかも〜と思いました。
(カレー丸)

焼肉屋に行ったときのこと。
おすすめメニューに
「松坂牛と米沢牛のカルビ」がありました。
どうやらその時は
どちらかのお肉しかないらしく、
店員さんが「今、確認してきます」と
奥に行って戻ってきて
松沢牛ならあります!」と。
お肉を運んできた時も
「松沢牛のカルビです」と。
私たちははたしてどちらの肉を食べたのか?
(t)

ムスメが集金の封筒のことを
ふうきんしゅうとう
と言いまつがいました。
しゅうきんのふうとうより
むしろ言いづらいと思います。
(ジーナ)
たとえそれが誰にも
指摘されなかったとしても、
「言いまつがい」は
「言いまつがい」として、
発言者の心に残り続けるものです。
もやもや残ったその「言いまつがい」、
すっきりさせるには投稿しかありません。
「投稿する」ボタンをクリックし、
どうぞ、お気軽にご投稿ください。
それでは、また明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2010-03-04
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN