ほぼ日刊イトイ新聞 - 言いまつがい

その2227

日曜日、いかがお過ごしですか？
家でのんびりしている人も、
いろいろ抱えてたいへんな人も、
とにかく春は眠くてという人も、
花粉症でわけがわからんよという人も、
週末恒例の「まつがい」特集を
のんびりとお楽しみください。
今日も愉快なエピソードがそろってます。
それでは、どうぞごゆっくり。

残業続きだった、ある日の朝、
総務部に用事があったので、
受話器を取って、内線番号をプッシュ。
「んっ？　呼び出し音が聞こえへん‥‥。
　断線かな～？」
と、思ったら、受話器を持った手は
机の上にありました‥‥。
（どんだけ疲れとんねん、俺！）

本日、職場の給湯室で
まつがってしまいました。
お茶を淹れようと茶葉を取り出し、
そのまま湯飲みにバサッと。
（中国では緑茶はそう飲むらしいです）

寝転がって雑誌を見ていた時、
視界の端の方を大きな虫が横切りました。
「いやだ～！」
見ると、自分がワイパーのように
足先をゆすっていただけでした。
（ひかぽん）

電車は単線、
１時間に１～２本の田舎に住んでます。
車が増えたとはいえ、渋滞なんてありません。
それでも私は交通規則をきちんと守って、
踏切では必ず一時停止をします。
そのとたん、踏切が信号に
脳内変化してしまうことが多くて、
変化を待って（青になる？）
じっと停まってしまいます。
そんなことが一度や二度ではないので、
自分の頭の中を見てみたいものだと
思ったりもしています。
今日は運よく後続車がついていて、
ピピーとクラクション鳴らされてハッとして、
信号じゃないんだとすぐに思い直して走りました。
いつぞやは、後続車も対向車もなく、
かなり長い間待ったこともあります。
あんまり長いので「信号故障？」と
思ったとたん我に返り、
踏切だから待ってなくていいんだと
アクセル踏みました。
（ちえ）

リビングでテレビを見ていたら
急に左目が痛くなり、
コンタクトレンズを使っているので
ゴミでも入ったかな、と
とりあえず外してみました。
レンズを洗おうと思い
そのまま右手の親指と人差し指で
レンズをそぉ～っと持ったまま
左手で洗面所のドアを開けました。
そのドアは最近、かなり力を入れないと
開閉できなくなっていたので
「右手はそぉ～っと、左手はバシッと」と、
まつがわないようにつぶやきながら‥‥。
開けるほうは上手くいきました。
ところが、閉めるときにやっちまいました。
左手でバシッと閉めたのは良かったのですが
右手もバシッと！
なぜかレンズを
床に向けて叩きつけてしまいました。
幸いにも指でひねりつぶした訳ではなかったので
無事に拾って洗うことができましたが
口に出してつぶやきながらもまつがうなんて
かなりショックな出来事でした。とほほ、です。
（夏海＠もうだめだ）

休日、部活に向かう途中、
田んぼのあぜ道に何かを発見。
あぁ、小学生だー、
柴犬連れてる。
お散歩だねぇと思いながら接近。
見えて来たのは、
風に揺れる白いゴミ袋と、
廃棄されたキャベツの山でした。
（田んぼの側にキャベツがあるのも不思議）

ああ、そういえば、自分にも
こういう経験があるなぁ‥‥と、
その場面を脳裏によみがえらせた方は
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しかるのちにことのあらましを
書き表して私たちにメールしてください。
どうぞ、よろしくお願いします。
それでは、また明日、この場所で。

イラスト：しりあがり寿

2010-03-21

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN