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その2293 |
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ぜんぶの子どもたちは
美しい名前を持っています。
ひとりずつ、ひとつ、
かけがえのない名前を。
ところがその、燃える命ともいえる名前は、
しばしば他者によって、
あっさりと「まつがわれて」しまうのです。
そんなわけで、今日の特集は、
「名前の言いまつがい」です。
最後まで、お楽しみくださいませー。 |
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職場で私の隣の田口さん、
電話で打ち合わせを終え、
先方から書類を送ってもらうことになった。
でも届いた宛名は 「田茎(たぐき)様」になっていた。
「あんだけ長い間話してたのに。
しかもこんな名前あるか!」
日頃穏やかな田口さんもややキレ気味でした。
全国の田茎さん、もしいたらごめんなさい。
(Orange) |
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緊張感ただよう会議の中で、
お客さんの「ヤスダさん」のことを、 「ヤクザさん」
って言ってしまいました。
(ちいえ) |
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私の苗字は「安藤」。
小さいときから「あんどーさん」と
さん付けながらも
あだ名のように呼ばれてきた私。
先日、そんな私を街で見かけた
20年来の親友が呼び止めようと、大声で一言。 「あんだーそん!」
‥‥アンダーソン? 誰? 外人?
(あんどーさん) |
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私の名前は「雅代(マサヨ)」です。
この間、美容院での会計時になぜか
「○○マリコ様〜」と呼ばれました。
電話予約の名簿をみると
フルネームがカタカナで書かれてあり、
来店したらやや太いペンで横線を引き、
消していくという方法をとっていて、
「マサヨ」の「サ」と「ヨ」の横棒に
ちょうど沿ったカタチで線が引かれていて、
「マリコ」と読めたのです。
受付の子のクセ字のせいもあったのですが
新しい自分を発見したようで
少しときめきました。
(イメージは真理子) |
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姉一家がカナダに赴任していた頃、
姪2人をスキースクールに入れようと
電話で申し込み、一家で出かけたそうです。
ところが、現地に着き、
ネームプレートをもらうとき、
下の子のが見つかりません。
確認をとってもらっているうちに、 「PAKAKO」と書かれた
プレートが残っているのが見つかりました。
しばらく姪は「ぱかこ」と呼ばれたそうです。
(姪っこは貴子) |
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祖母の名前は「タマノ」です。
入院したとき、ベッドには 「ママノ」と書かれていました。
びっくりして聞いたところ、
実は戸籍上は「ママノ」だそう。
出生届けを提出するときに、
役所で間違って「ママノ」と
記録されたということです。
以来、「タマノ」を通称として
生き通したおばあちゃん。
明治生まれでした。
(存命なら100歳余) |
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今日の17:55頃、ロフトにて。
糸井さんの到着をいまかいまかと待つ
行列に向かって店員さんが叫んだ!
「細井重里のイベントは
こちらの行列に‥‥」
その場に並んでいた
ほぼ日好きの面々はみな、怒るでもなく、
あ、言いまつがい、とほくそ笑んだとか。
(おっくー) |
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最後のネタ、「言いまつがえた」理由が、
じつは、私たちにはよくわかります。
ロフト側のこの企画の責任者にあたる方が、
「細井さん」とおっしゃるんですよ。
たぶん、糸井とともに
この現場にいらっしゃったはず。
で、店員さん、「細井さん」と
「糸井重里」が混ざっちゃったんですね。
あるかも、あるかもー。
それはさておき、「名前」にかぎらず、
あらゆる「言いまつがい」を
私たちはお待ちしております。
さぁ、「投稿する」ボタンをクリックし、
記憶に残る愉快なエピソードを
ささっと書いてメールしてください。
深く思い悩まず、どうぞお気軽に!
それでは、また、明日ー。 イラスト:しりあがり寿 |
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2010-05-26 |
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