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その2359 |
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「もしもし、○○さんのお宅ですか?」
「いいえ、違います」「失礼しました」
ガチャン、ツー、ツー、ツー。
いわゆる間違い電話といえば
そんな感じですけれども、
「ほぼ日」の「まつがい電話」は
ひと味もふた味も違いますよ。
ずばり、もっと、ドラマティック!
事実は小説よりもちょっとだけ奇なり。
どうぞ、最後までお楽しみください。 |
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20年近く昔の話です。
留守番電話にちょっと年配風の
覇気のない男の人の声でこんなメッセージが。
「あの〜○○さんのおたくですか?
私××と申しますが‥‥
先ほどそちらの枕元に
手帳を忘れてしまいましたので
いまから申し上げる住所に
送っていただけないでしょうか?
××△△○○‥‥‥‥‥‥。
大変重要なものですので必ず送ってください。
よろしくお願いいたします」
すごく他人行儀な言葉遣いと
「枕元」という距離感の違いに違和感を感じ
何度も聞き返し二人の関係を想像しました。
(でも「間違い電話ですよ〜」って
連絡しませんでしたが) |
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何年か前、こんなの留守電に入れていいのか、
と、どきどきしたまつがい電話がありました。
「XXです、○月□日何時に
●●アパートの△号室に
踏み込みます」
そ、捜査情報ー??
ちなみに飲み屋からのツケの督促の
まつがい留守電もよく入っていました。
どんな刑事さんなのかしら‥‥。
(しもやけーにゃ) |
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数年前のクリスマスの朝起きてみると、
寝てる間に留守電が。深夜2時に入ってました。
聞いてみると知らない男性の声。
「みか‥‥
さっきはごめんな。
ほんとに‥‥
俺、やっぱお前のこと好きだからさ‥‥
それだけ、いっときたくて」
かけまつがいですよ。
イブの夜中に何があったのか?
こんなに親しげなのになぜ登録した番号で
かけなかったのか? なぞです。
「みか」に届かなかったメッセージのせいで
まずいことになってないとよいのですが。
(きょうこ) |
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うちはなぜか「まつがい電話」が
よくかかってきます。
数字が一つだけ違う
近所のケーキ屋さんへの
「まつがい電話」が始まりでした。
次は「タナカさん」でした。
違うって何度も言ってるのに、
「タナカフサエさんのお宅じゃないですか?」
っていろんな人からかかってくるのです。
その次は「ヒワタリさん」。
「ヒワタリタエコさんは‥‥」って。
うちは「ヒワタリ」じゃないし、
タエコもいません。
最近は「近藤耳鼻咽喉科ですか?」
です。
不思議なことに、新しいパターンが始まると、
前のパターンはかからなくなるんです。
(次の症状が楽しみ) |
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まつがい、というわけではないのですが、
教員をしている夫が仕事でいないときに、
夫に電話がありました。
「Kさんは御在宅ですか?」
「学校に行ってます」
用件を聞いたあと、
私が家族のだれかということになり‥‥。
「妹さんですか?」
「いえ」
「では、お姉さんですか?」
「いえ」
ためらったのち 「お母さん?」
「いいえ」
かなり間をおいて 「‥‥おばあちゃん?」
どうやら、先方は主人のことを、
「学校に行った=学生」と思い込んだので
「奥さん」という単語が
出てこなかったらしいです。
そうきづいたのはだいぶ経ってからでしたが。
(A) |
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「まつがい電話」に限らず、
さまざまな「まつがい」を募集しています。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましを簡潔に書いて、
あれこれもやもや悩むことなく、
あっさりとメールを送信してください。
大丈夫、お気軽にご参加ください。
それでは、また明日ー! イラスト:しりあがり寿 |
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2010-07-31 |
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