その2562
「まつがい」ながら、人は成長するのです。
「まつがい」ながら、誰もが何かを悟るのです。
「まつがい」ながら、道の行く末を臨むのです。
「まつがい」ながら、自分で自分を知るのです。
そういうつもりでつくっている、
というわけではまったくないのですが、
週末恒例の「まつがい」特集をお読みください。
今日も愉快なエピソードがそろってます。
最後まで、どうぞ、お楽しみくださいませー。
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今朝のことです。
冷蔵庫から麦茶をだして、コップについで。
お茶碗にご飯を‥‥
と思ったところで、気づきました。
麦茶の入ったコップに、
ご飯をよそおうとしていることに‥‥。
ご飯がコップに入る前だったので、セーフ!
でも、麦茶は炊飯器にこぼれて、アウトー!
(まりい)

先日、手作りの服の展示会に行きました。
ステキな服に夢中になり、
手にとって広げてうっとりしては戻し、
また次の服を手にとっては戻し‥‥していて、
「あら、かわいいポーチ」と思って、
横にあったバッグを手にとって眺めていたら
それは来ていた
お客さんの持ちものらしいことに、
ふと気づき。
「あっ、いや、かわいくて、つい、あの‥‥」
と誰に言うでもなくつぶやいて‥‥
妙な汗かきました。
(まりも)

仕事の休憩中、ネットで
化粧品について調べていたときのことです。
どの化粧品が自分に合っているのか
検索していると、
ふと手の甲の乾燥が気になりはじめました。
おもむろに愛用のハンドクリームを
手のひらにとり、無意識のうちに
顔に塗りつけてしまいました。
午後から私の顔面はベタベタです。
(みなこ)

友人の家の手土産にと
パウンドケーキをつくりました。
材料はバターと、小麦粉と、
砂糖100グラムと‥‥。
しっかり混ぜて、型にいれ、オーブンで30分。
焼き上がりを待ちながら
もう一度レシピを見ていました。
「砂糖100グラム?
 それにしては砂糖が減ってないなぁ?」
みごとに美味しそうに焼けました。
塩パウンドケーキ。
見た目と味のギャップがすごかった。
(みっちゃん)

いろんな宅配ピザのチラシを比較し、
A社に決めた私。
早速電話すると
「ご住所とご連絡先登録を
 先におすませ下さい」というので、
長々と応じていました。
やっと注文する段になって
ピザの名前を嬉々として言う私に
「‥‥それは
A社のピザですね」と
静かに確認の一言。
しばらく間があって、係の方は、
「こちらB社です」と
優しく教えてくださいました。
あちゃ〜、いつの間にかチラシを
取り違えて電話番号を見ていたんです。
さんざん謝り倒して電話をきったあと、
「はて、なんで店員さんは
 ライバル社のメニューを把握してたの?」
と感心するやら驚くやら。
しかしこの疑問はすぐ解けました。
その後A社に電話したとき、
私ははっきり言っていたのです。
「A社スペシャル(ピザの名前)下さい‥‥」
あちゃ〜‥‥。
(あわてんぼうママ)

会社の女子トイレで
トイレットペーパーを交換したので
包み紙とハンカチをもって出て、
「捨てるのは包み紙」と
何度も頭の中で繰り返したにもかかわらず、
案の定
ハンカチをゴミ箱に捨てていた
(らぴべる)
ああ、こういうやつなら、あるわ、
と思っているあなた。
その後に続く回想シーンを
ぜひ、メールに再現して送ってください。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましを簡単につづって、
できたところでためらうことなく
送信ボタンを押しちゃってください。
大丈夫、お気軽にご参加ください!
それでは、また明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-02-19
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN