その2585
「なにかとなにかのあいだの時間」、
それは、日常においてつねに存在します。
「なにかとなにかのあいだの時間」、
それをどう費やすかということにあたって
いくつかの選択肢を持っておくと便利です。
「なにかとなにかのあいだの時間」、
たとえば、ほら、このページを読んだりとか。
ご存じ、元祖「言いまつがい」、
どうぞ、好きなときに読みはじめて
好きなときに読みやめてください。
「言いまつがい」を投稿する
はじめて投稿するかたへ
書店でアルバイトをしています。
ある日、レジでお客様に
「ポイントご利用なさいますか?」
と尋ねるつもりが
「ポ利用‥‥」
と言いかけてしまいました。
お客様は聞こえないふりを
してくださいましたが
とても恥ずかしかったです。
(ナッツ)

会社で朝礼を行ったときの話です。
皆が整列したのを確認し、
進行役の私は開始の合図を言いました。
「ちおつけ!」
本当は「気をつけ!」と
言いたかったのに‥‥。
(稚)

滅多に顔をあわすことがない社長と
帰り際にエレベーターであってしまい、
ちょっと緊張。
先に降りるよう促されたので、去り際に
「お先に失礼さまでした」
とのたまってしまいました。
(お疲れ様と混じっちゃった。)

友人がまじめ顔で
「北朝鮮のあれ、怖いよな。
 ホントに飛んでくるんかな‥‥」と。
私「あー、あれね」
友「どうしよう、こっち飛んで来たら
  ‥‥ポテドン
ジャガイモ爆弾ですか、それは‥‥。
(池)

ドラマの批評トークをしていて、友人が
「でも、ここで、
 でんぐりがえしがほしいんだよ!」
と。
どんでん返しね。
(もりみつこ)

最近日増しに寒くなり、
日が当たらない会社の中はすこぶる寒い。
指先は冷えてきて、
結構キーボードを打ち間違ったりします。
そんな時、隣で同僚が一言。
手がはにかんで
 パソコン打ちづらい」
‥‥てへっ?
(はなこ@北国)

先日、夫婦でお互いの
友人を引き合わせると言う、
ちょっとしたお見合いの食事会を
レストランで開きました。
4人全員が緊張していましたが、
主人は場を盛り上げようと
必死にしゃべり続けてくれました。
でもそんな主人が一番、緊張している様子。
じきウェイター来て注文をすることに。
主人はドリンクリストを見ながら言いました。
「アルコールはやめときますよ。
 実は僕ら2人ともゴケなんで」
とサラリと言いました。
後家?! 私は咄嗟に
「下戸でしょ!」と突っ込んでしまいました。
しまった! という顔をした主人でしたが、
友人たちは爆笑してくれて、
その場が和み、かえってよかったかも。
(後家の妻)

今朝、旦那は仕事に出かけようと、
玄関を開けながら
「おやすみなさい」
って言ってました。
こらこら、ドアの向こうは外ですよ。
ちゃんとスーツ着てるのに‥‥。
(うちくんのママ)
「言いまつがい」を読むことが
ひまつぶしのひとつであるのなら、
「言いまつがい」を投稿することもまた、
ひまつぶしのひとつであるでしょう。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましをほどよい量で書き表し、
できたところでメールしてください。
やってみると、投稿も意外にたのしい。
それでは、みなさん、また明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-03-14
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN