|
|
その2611 |
|
キミよ、「まつがい」を悔やむな。
日々、「まつがい」ながら、
私たちは生きているのだ。
その連なりが人類の歩みだとしたら
歴史は「まつがい」の集積である。
だから、キミよ、「まつがい」を恥じるな。
そしてそれらの「まつがい」を
ちょいちょい笑い飛ばそう。
週末恒例の「まつがい」特集です。 |
|
|
|
|
|
こじんまりとしたマンションの一角の
事務所で働いていた時のこと。
会社の呼び鈴が
「ピンポーン」と鳴ったので、
ガチャリと音をさせて取ったのは、
なぜか電話の受話器でした。
(お相手は「ツーツーツー」) |
|
コーヒーを飲もうとしたところ、
砂糖がないことに気付いた母。
どこかにスティックシュガーが
あったはず‥‥と戸棚をあけ、
探し出して入れたまではよかったのですが、
「なんだか味がおかしい」
と言い出しました。
袋をよく見ると、昆布茶でした。
昆布茶味のコーヒー‥‥
どんな味だったんだろう?
(娘は紅茶党) |
|
今春入社して来た男子社員が、
休日街を徘徊していると、
同じ階で働いている部長に
「おい! どこ行くんだ」
と突然肩を叩かれました。
とくに目的があって歩いていた訳ではなく、
何と答えたものかと言いよどんでいると、
急にその上司の顔色が変わり
「あっ、すいません。
会社の若いのに似てたもんですから」、
すいませんすいませんと
手刀を切りつつペコペコしながら
行ってしまったそうです。
別に間違ってないのに。
(蘊蓄麒麟) |
|
銀行に勤めてます。
先日、お客様からの書類に、
印鑑をいただき忘れておりました。
「すぐにいただきにあがらなくては」と、
書類に記入いただいた
携帯電話に連絡を入れました。
「‥‥もしもし」
「○○銀行の△△と申します」
「‥‥はぁ? なんだよ」
すごく不機嫌そうなお客様。
印鑑の件、言いにくいなぁ‥‥。
「あのさぁ、だれにかけてんの、
かあさん」
ミスでテンパってたとはいえ‥‥
番号似てるからって旦那にかけてました。
(K) |
|
母と息子と私の3人で出かけたランチ。
店を出ると、雨がパラパラ。
やさしい息子は
「車を回してくるから待っているように」
と言って駐車場へ。
しばらく待っていると車が来たので、
ドアを開け、あわてて母を助手席に押し込み、
私も後部座席に乗り込もうとしたら
「あのう‥‥」
と運転席から申し訳なさそうな声が。
見たら、スーツを着込んだ若いサラリーマン。
後方から、真っ赤な顔をした息子が
「ありえんやん!」と一言。
黒いワンボックスで似てたんだけどなー。
車種が違うとこっぴどくしかられました。
(ヤマモト) |
|
ある晩、テレビで音楽番組を見ていた夫が、
「この人、すごい大きな
バイオリン弾いてる」と。
テレビの画面を見ると、
かの有名なヨーヨーマ。
つまり‥‥それはチェロです。
(バイオリン弾きのゴーシュ) |
|
|
|
人の「まつがい」を読んで
自分の「まつがい」を思い出したそのときが
投稿するのにうってつけな瞬間。
さぁ、「投稿する」ボタンをクリックし、
印象深いその出来事を
だいたいの感じで書いてみて、
あ、意外に、あっさり書けた、と思ったら、
すかさず送信ボタンを押してください。
どうぞ、お気軽にご参加くださいませ。
イラスト:しりあがり寿 |
|
|
|
|
2011-04-09 |
|