その2648
刻む時計が寝ているあいだも時を刻むように、
今日も更新されている「言いまつがい」です。
大丈夫、時計をいつも見なくていいように、
「言いまつがい」も、思い出したころに
読んでいただけるだけでOKです。
まあ、なんていうんでしょう、
昨日今日はじまった連載じゃありませんから。
のんびりいこう、私もあなたも。
ご存じ、元祖「言いまつがい」です。
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母と横浜を散策中のこと
歴史のある建物を見つけて、母がひと言。
「‥‥レトルトだねぇ」
確かにレンガはカレー色でしたが。
ただしくは「レトロ」。
(鯵)


ブラスバンド部員です。
ある日、2階でCDを聞いていたら、
階下がなにやら楽しそう。
降りていくと、弟が黒い太いゴムを
両手で「びよ~ん」としていました。
「それってアレ?
 ブラスバンダー?
エキスパンダーでした。
というか自転車のタイヤチューブでした。
(まど)


文化祭直前、当日、荷物を
どう持つか話し合っていました。
「首にカメラをかけよう」とか
「手に財布をもとうよ」などの
案がでるなか、
友人がものすごい発見をしたかのように
口に財布かけたら
 いいんじゃない!?」
と叫びました。
(f)

顧客とのミーティングの中で、
資料の説明をしていた上司が、
「~という風に誤解‥‥
 ご理解いただければと思います」
と言った。
(誤解させないでね)

暑い日、ドラッグストアで
カップアイスを手に取り、
いそいそとレジへ向かった。
立っているのは真面目そうな青年。
アイスを手渡すと、彼は袋に入れながら
スプーンにアイス
 お付けしますか?」
と聞いてきた。えっ? と私が
頭の中で今の言葉を反芻していると、
「お付けしますね?」
と無表情で念を押してきた。
ツッコミたい衝動にかられながらも、
私も無表情で「お願いします」と答えた。
(チョコミント)


昔、居酒屋さんでのアルバイト初日。
お勘定で帰られるお客さんがいたので
大声で
「おはいり!」と叫んでました。
だって「おあいそ」って言葉、
初耳で聞き取れなかったし
(帰るのに入れてどうする!)


つい先ほど、TVの前を通りかかったら、
親が洋画を見ていました。
父曰く無人島でのサバイバル物とかで、
通りかかった時には、
髭面の男性が銛をもって海に素潜りしてました。
それをみて母曰く‥‥。
「この人すごいね~、
 ガソリンタンクしょってないんだよ!」
‥‥うん、酸素ボンベね。
さすがにその人、
ガソリンで動いてるわけじゃないよね?
(8月生まれの葉月ちゃん)

バイト先での友達の言いまつがい。
友 「○○さんいらっしゃいますか?」
相手「おりません」
友 「あ、そうですか。
   わかりません
‥‥??
相手につられたそうです。
(r)
身のまわりにある「言いまつがい」を
おぼえているうちに投稿しちゃいましょう。
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ことのあらましをだいたいの感じで書いて
メールしていただければOKです。
長さとか、言い回しとか、
お決まりのフレーズのようなものとか、
そういうことはぜんぜん気にしなくて大丈夫。
どうぞ、お気軽にご投稿くださいませー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-05-16
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN