その2688
小さな「まつがい」もおもしろいですし、
大きな「まつがい」だって痛快です。
じゃあ、中くらいの「まつがい」が
どうかというと、やっぱりおもしろいし、
そもそも、中くらいって、どのくらい?
さぁ、週末恒例の「まつがい」特集。
今日もほどよいエピソードがそろってます。
最後まで、どうぞ、ごゆっくり。
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最近疲れがたまっていたためか、
この一、二週間で連続まつがい。
脱いだ靴下が、なぜか
ゴミ箱に。
歯ブラシが、なぜか
箸たてに。
冷え冷えのしょう油が、なぜか
塩の定位置に。
CDが、なぜか
キッチンの引き出しに。
スーツのジャケットが、なぜか
洗濯かごに。
どれひとつとして、そこに置いた記憶がない。
(るー)

お風呂上りに、毎晩顔に
温泉水のスプレーをかけています。
最近、空気が乾燥しはじめたので、
昨晩は、たっぷりかけようと
顔に思いっきりスプレーしたところ、
何か確実にちがう! と思って見たら、
ピアスに使っている
消毒薬のスプレーでした‥‥。
顔中、たっぷり消毒したのは
生まれて初めてでした。
(敗因はメガネなしの風呂上り)

お湯を入れると、コーヒーが白い。
「うんっ?」
コーヒー、
入れ忘れでした。
(あとから入れても無問題)

同僚が、二つ折りの携帯電話を
パカッと開きました。
そのとき、私もちょうど自分の携帯を
パカっと開こうとしたんですが、
私の電話は、
スライド式なんだよな。
(ミシッていった)

初めての出産、そして退院。
自宅に帰ってきて初めての授乳。
息子におっぱいをあげる私も不慣れなら、
おっぱいを吸う息子も不慣れ。
とうとう乳首が切れて痛み出し、
毎度の授乳がキョーフの時間に。
「そういえばこういう時は
 乳頭保護器というのを
 使うといいっておっしゃってたっけ」
助産師さんの言葉を思い出し、
母親に薬局買いに走ってもらうことに。
しばらくすると、
薬局に着いた母親から電話があり、
「お店の人に聞いたらサイズがあるって。
 アナタの
乳輪の直径はどれくらい?」
と言うので、
定規で赤く痛々しい乳首を中心とした
円の直径を測りました。
「えーと、4センチくらいかな」
と少々照れつつも言うと、電話の向こうで
母親がお店の人に伝えているよう。
そして何やら話した後、私に
「あ、乳輪じゃなくって、乳頭だって!
 チクビよ、チクビ!」
とのたまうじゃありませんか!
‥‥面と向かってはなかったものの、
全く知らせる必要のなかった乳輪の直径を
薬局のおじさんに知られた私‥‥。
その後乳頭の直径をミリ単位で計って伝え、
母親が買ってきてくれた乳頭保護器の箱には
「Lサイズ」と書かれておりました。
あれから10ヶ月、今では私も息子も馴れたもの。
保護器を使わずとも、穏やかな
おっぱいタイムを親子で満喫しております。
(あいこ)

もう20年も前の話ですが‥‥。
家でかき氷をしたときに、母が
「白雪にする」と
白い結晶をぱらぱら。
ひとくち食べて、悶絶。
そう、
かけちゃってました‥‥。
当時中学生の私は笑い死にしそうなぐらい、
笑い転げました。ベタすぎるよ‥‥。
(箸が転がっても可笑しい年頃)
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できたところでためらわず
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それでは、また明日、この場所でー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-06-25
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN