その2695
起こってしまった「まつがい」を
くよくよ悔やむよりも、
その「まつがい」を共有して
みんなで楽しんじゃいましょう。
って、ここまで書いて思ったけど、
別に、比喩とか風刺じゃないですからね。
「言いまつがい」でそんなこと
やるわけないじゃないですか。
さぁ、週末恒例の「まつがい」特集。
最後まで、どうぞ、ごゆっくり。
「言いまつがい」を投稿する
はじめて投稿するかたへ
夜、外から帰ると暗いので、
玄関に入るとすぐ、横の壁にある
スイッチで電気をつけますが、
この間、夜、外に出ようとしたとき、
玄関の電気を消した後、
玄関を出てから、
外壁を触って、
スイッチを探してしまいました。
暗かったので、
太陽に点灯しようとしたらしい私。
(アラフォー超)

仕事帰りにぼーっとしていて
駅の改札でSuicaのかわりに
社員証をピッとあててしまう
やりまつがいはよくあるのですが、
仕事で毎日終電だったころ、
家の鍵穴にSuicaをあてちゃいました。
しかも、しばらく何で開かないのか
わからず立ち尽くしてしまいました。
相当疲れてたんだなぁ。
(今は残業規制で毎日定時)

母がやらかしたまつがいです。
旅館に行って部屋の
テレビのリモコンを手に
「フロント何番だっけ?」
とボタンを押そうとしていたら、
いっしょに行った知り合いから、
「○○さん、それ電話じゃありません」
と素早く突っ込まれたそうです。
部屋の電話は黒電話だったそうです。
(まつがいの多い母、の娘)

2階にある私の部屋からは、
お隣の家のベランダがよく見えてしまいます。
ある朝お隣のベランダの物干し竿に、
茶色くて型も綺麗で大変立派な
「ひょうたん」が下がっていました。
「今どき珍しいな」と思ってよく見たら、
それはお隣のおばさんの、
ベージュ色したブラジャーでした!
(アチャメ)

小学生のときの林間学校での出来事。
友達がシャンプーを忘れたらしく、
私に貸してと言って来た。
私は少量しか持っていなかった。
「自分の分しか持ってきてないから貸せない」
と言って、彼女にわからせるために
容器を手渡した。中身を確認するべく、
フタを開けた彼女は、容器を頭の上に持っていき
逆さにしてのぞいた。
結果はもちろん頭からシャンプーをかぶった。
本人含め、その場にいた全員ボーゼン。
(私もシャンプーを借りるはめになった)

夫は毎朝食後にほんのり甘い
ミルクティーを飲んでから出勤します。
もちろん、毎朝私が心を込めて入れております。
ところがある日、
夫がミルクティーを口に含んだ瞬間、
「! ‥‥ダバー」と口から吹き出しました。
吹き出したというより、ダダ漏れというか、
すぐその場で口を開けてしまったのです。
そして「なんてマンガのような‥‥」と
つぶやくではありませんか。
発作でも起きたのか、
急に具合が悪くなったのかと驚く私に
「飲んでみ」と。
「? ‥‥!!!!」
砂糖と塩をまつがっておりました。
小さじ半分の塩入りミルクティー。
しょっぱいなんてもんじゃない。
「人間は、『これは体に良くない!』
 と感じたものは、すぐに体の外に
 出そうとするものなんだなぁ」と
しみじみ呟きながら、玄関を出て行く夫でした。
(みそっかすちぃぽん)
この果てしない「まつがい」の輪の中に
あなたの「まつがい」も加えてみませんか?
よし、やってみようと決心した方は
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましを簡単に書き表して、
できたところで送信ボタンを押してください。
あれこれ悩まず、どうぞお気軽に。
それでは、また明日、お会いしましょう。

イラスト:しりあがり寿
言いまつがいを投稿する
はじめて投稿するかたへ
次へ
2011-07-02
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN