ほぼ日刊イトイ新聞 - 言いまつがい

その2697

やぁ、いらっしゃい。
今日ももちろん更新してますよ。
もう何年も、ずっと休まず更新しているんです。
でも、読むほうは、毎日じゃなくて大丈夫。
なにしろ毎日のことですから、
ずっと読むとなると、たいへんですよ。
だから平気で読み飛ばしちゃってください。
ときどき、読みに来てね。
今日はおなじみ、元祖「言いまつがい」。
最後まで、どうぞ、ごゆっくり。

新幹線に乗ろうとして、駅員さんに
「すいません、東京には、
　こだまとひびきでは、
　どっちが先に着きますか？」
と聞いてしまった。
それは、漫才コンビやがな！
（ジュンク堂）

高額な不動産物件を紹介する
番組を見ていました。
大きな建物と、すごく広いリビングを見た夫が
興奮して思わず叫びました。
「でろい！」
「でかい」と「ひろい」が
混ざっちゃったみたい。
彼は以前にも「ごめん」と「すまん」を混ぜて、
「すめん」と言っていました。
謝ってないから、それ。
（寒月の妻）

今日、職場にハチが出ました。
しかも４匹（匹？）も。
あまりの動揺に
「はぢがでた！」と‥‥。
きょうは「恥」呼ばわりでした。
（夢でハチに襲われるはず）

会社の先輩とお弁当を買いにいきました。
その日は「じゃこ弁当」と「さけ弁当」があり、
ひとつずつ買うことに。
先輩が一緒に頼んでくれました。
「じゃけとさこ、ひとつずつ！」
さこ弁当‥‥食べてみたい気も‥‥。
（ソファ）

日曜日、一人で
洗濯物を片付けていた時の話です。
ふと「じゅげむ」を全部言いたくなりました。
「じゅげむじゅげむ
　ごこうのすりきれ‥‥」の後に
「海砂利水魚の水餃子‥‥」
と続けてしまい、どうしても
その先に進めなくなってしまいました。
誰にも聞かれていなくてよかった。
（気付くまで３秒）

取引先の会社の人たちは、
忙しいのか、みんな超早口で、
こっちまで「早くしゃべらなくては！」
とあせってしまいます。
とうとう先日、電話口で
「いつもお世話に
　なっておりません！」
と言い放ってしまいましたが、
相手は忙しすぎて気がつかなかったようです。
（くろみそ）

仕事で疲れてヘロヘロで帰宅中、
最寄駅からバスに乗りました。
都内のように一律乗車賃ではなく、
乗る際に運転手さんに
「行き先（降りるバス停の名前）」を告げて、
その運賃を投入します。
その日も、もちろん「行き先」を告げました。
しかし運転手さんやら
後ろのサラリーマンが笑いをこらえている。
なぜ？　もう一度口に出した瞬間、
言いまつがいに気付いちゃいました！
そう。私は運転手さんに
「家まで！」と言って
お金を入れようとしてました。
おいおいタクシーじゃないんだから‥‥。
一番後ろの席の隅に座りましたとさ。
（Ｍ）

少し前の話になりますが、
皆既日食を見たと喜んでいた母が後日、
「こっちじゃね、皆既日食、
　肉まんで見えたんだよ！」と。
肉まんにそんな機能があったなんて‥‥。
私はせめて肉眼で見たかったです。
（ケーシー）

あなたの知ってる「言いまつがい」を
どうぞ投稿してください。
ほらほら、忘れないうちに、
ささっと済ませちゃいましょうよ。
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましを簡潔に書き表し、
できたところで送信ボタンを押してください。
それでは、また明日、お会いしましょうー。。

イラスト：しりあがり寿

2011-07-04

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN