名前が一文字違いの妹がいます。
ある日
「りさー、ナカノさんから電話ー」と父。
珍しい人から電話がきたなぁと
思いながらも話をすること20分。
なんか上手く話が噛み合わなくなってきたなぁ
と思ってきたところで決定打が。
「そういえばさぁ、この前の試合さぁ」
「(試合?)‥‥あの、
もしかして、みさに電話ですか‥‥?」
「えっ‥‥、あ‥‥、はい‥‥」
「あの、今替わりますので‥‥」
「‥‥‥‥ハイ」
ナカノさんが電話をしたのは、
私(りさ)ではなく、妹のみさで、
そのナカノさんは私が思っていた
ナカノさんとは違うナカノさんでした。
今となってみれば20分も
会話が続いたことにびっくりです。
(原因は父のききまつがい) |