その2716
誰かがやらかした「まつがい」は、
本人にとっては恥ずかしいかもしれませんが、
ほかの人たちにとっては
たいへん愉快な笑い話であることが多いのです。
ですから、こうして、読者のみなさんの
「まつがい」をずらりと並べてみると、
ほーら、ご覧のように、
たいへん愉快なコンテンツになりました。
週末恒例「まつがい」特集。
どうぞ、最後まで、ごゆっくり。
「言いまつがい」を投稿する
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鼻づまりの解消に
「鼻洗いをしたらいい」と友達から聞いた私。
「洗面所で蛇口から水を手で受けて、
 鼻で吸い込むんだよ」ときき、やってみた。
ただし、友達の説明には
「片鼻ずつ」という言葉はなく、
両鼻いっぺんに吸い込み、
窒息して死にそうになった。
(20代、解れよ、私っ)

高校3年の時、証明写真を撮ろうと思って
初めて無人のカメラを
利用することになりました。
カメラの前に座りお金を入れたのに、
一向に撮影ができなくて困り果てました。
よく見れば電源が入ってないもよう。
おかしいなー、とカメラのあちこちを
探っているうち、「¥600」の文字を発見。
そうだ私、
100円玉を1枚入れただけだった‥‥。
そんな金額で撮れると思ったのだろうか。
(昔はそれで自販機ジュースが買えた)

自分で目薬さそうと思って口を開けてしまった、
なんて話はよく聞きますが、
先日、息子に目薬をさそうと思って
「ハイ、
口開けて〜
と、わざわざ口を開けるよう
指示してしまいました。        
(ペリーニョ)

うたた寝している時に鳴った電話に
「はい、
ホンダです」と出たダンナ。
でもうちは〇村。当然相手は
「間違えました、すみません」と切りました。
なぜホンダと名乗ったのか聞いたら、
「お客さんのホンダさんに電話しなきゃ‥‥
 と思いながらうとうとしてたから」。
電話をしてきたのはうちの母だったので
かけ直してきたとき事情を説明しました。
(知らないうちに苗字変えたのかと)

小学生の冬休み。
書初めの宿題ができてなくて、
母が手伝ってくれました。
新学期に意気揚々と提出したら、先生が
「お母さんに書いてもらったでしょう?
 自分で書かなきゃダメよ」
とあっさり見破りました。
変だなと思いながら見たら、
私の名前が
母の名前になってました。
次の年もチャレンジ(?)しましたが、
今度は
私の名前に誤字が。
私は「ゆかり」です。「ゆりか」ではありません。
(そして、みつこの娘)

母の入院している病院は駅に近いのですが、
荷物が多かったり重かったりした時は
タクシーのお世話になります。
あるとき、大荷物だから奮発しちゃえ、
と思って帰り道、いつもの駅でなく
家に近い方の駅へ行って貰いました。
ホームで発車ベルがせかすので飛び乗り、
動き出して愕然! 
電車は、病院のある駅に向かって
走っていくじゃありませんか。
上りと下りを間違えたんです。
つまり私は、タクシーに1200円もかけながら、
それを全く無駄にしたしまったんです。
いつもの駅で下りて、次の電車を待っている時、
わたしは倹約を固く誓いました‥‥。
(よしえ)

小学6年生の娘は、出発の前日まで
「明日から修学旅行」
ということを
知りませんでした。
来年中学生になれるか心配です。
(足尾銅山)
あなたの「まつがい」を
あなたが送らなくて誰が送るんですか。
さぁ、いまこそ、照れを脱ぎ捨て、
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自分の体験した愉快なエピソードを書いて
私たちにメールで送ってください。
どうぞよろしくお願いしますー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-07-23
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN