その2730
ときどき「まつがい」があるくらいのほうが
なんていうか、気楽でいいじゃないですか。
ほら、どこもかしこも
ぴったり寸法の合った服よりも、
ちょっと余裕のある服のほうが
好んで着たりしませんか? ね?
さて、週末恒例の「まつがい」特集。
最後までどうぞのんびりお楽しみくださいー。
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両親のまつがいです。
アメリカに旅行した時、
歯磨きのチューブを忘れました。
スーパーに買い物に行ったら、
歯ブラシの隣にそれらしいチューブが
あったので、それを買ったそうです。
しかし、色はピンク色だし、
ネバネバする。磨いた気がしない。
よく説明書きを読んだら
「入れ歯安定剤」だったそうです。
(とろろ)

お茶が好きで茶葉を
何種類も常備しています。
もう飲みきったと思っていた
プーアル茶がまだあったので
茶葉をポットに入れて待つこと数分。
カップに注ぐと何だか色が薄い。
とはいえ特に気にせず飲んだら、
強烈な磯の香りが鼻にプ〜ン。
あわててポットの中を見ると、
たっぷりと膨れ上がった
ひじきが!
そういえば先日、
タッパーの空きがなくて
茶葉を入れているガラス容器に
とりあえず入れてたんだった〜!
(その後ちゃんと煮て食べた)

仕事から帰宅したときのこと。
いつも通り駐車場に停めて、
いつも通りオートキーのボタンで車をロック。
疲れた体でアパートの階段を上り、
部屋の前まで到着。
いつものように、カギを差し込む。
ガチャガチャ。開かない! なぜ?!
そう、ここは、
私の部屋の真下(2F)の部屋
こわっ! 犯罪者になるとこだった!
ダッシュですよ‥‥。
やっと部屋に着いて、開けようとするけど
また開かない!! なんでなんで?!
車のオートキーを部屋のドアに向けて、
ボタンを押していた! 開くわけがない。 
なんで、こんなことになったのか。がっくり。
シーンと静かな廊下で一人コント‥‥みたいな。
下の部屋の方、スイマセンでした!
(よっぽど疲れてるんだなー。私)

以前の投稿で
「大音量の鼻歌が聞こえてきたが、
 それはマイクの外部スイッチをオンにした
 バスの運転手さんだった」

というお話がありましたが、
うちの父は、バスの運転手時代、
鼻歌ではなく、
アカペラ
それをやったことがあるそうです。
その日、終バスは乗客が誰もおらず、
明日は公休日。気分がよくなった父は
車内の電灯を消して真っ暗にし
マイクをオンにして
ひとりカラオケを楽しんでいたそうです。
十八番の演歌を何曲か朗朗と歌い上げ、
バスが営業所についたところで、暗闇の中から
「運転手さん、上手ですねえ」
と言いながら
ひとりの乗客が‥‥。
父はお客さんを真っ暗なバスに乗せ、
大音量で演歌を聞かせていたのです。
「別に怒ってなかったし、ほめられた」
と父は言っていましたが、
それはなんか違うだろうと思いました。
(ゆ)

気に入ったホームページをながめていたら
是非手帳に書きとめておきたいと思う
心の琴線に触れる素晴らしい文言があり、
いそいそと手帳を開いてマウスを持って
「どーれ、ここからここまで
 
コピーアンドペースト
‥‥って、どうやって
手帳にカーソル動かすんだよっ‥‥と
自分でのりつっこみした。
ちょっと疲れのたまった土曜日の夜でした。
(まめたろ)
これらのすばらしき「まつがい」の輪の中に
あなたの「まつがい」も加えてみては?
ああ、それは素敵だと思えた方は
「投稿する」ボタンをクリックし、
ことのあらましを簡単に書き表して、
できたところで送信ボタンを押してください。
あれこれ悩まず、どうぞお気軽に。
それでは、また明日、この場所でー。

イラスト:しりあがり寿
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2011-08-06
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN