ほぼ日刊イトイ新聞 - 言いまつがい

その2781

うおおおお、体調が最高だ！
脳内が冴え渡ってる！
思考はクリアすぎる！
思った通りに身体が動く！
なにをやってもうまくいく気がする！
うううう、いったいなにからはじめようか！
なんでもいいぞ！　すべてＯＫだ！
よし！　じゃあ！　まずは！
元祖「言いまつがい」でも読もうかナ。
だって、いつもたのしいからナ。

近所のコンビニが
閉店セールをしていたことを
後輩に説明しようとして言いました。
「あのコンビニ、ハンがパンガクで」
何が言いたいのかまったくわかりません。
正しくは、「パンが半額」。
（ｋ）

友達と遊んでいたとき
「お昼何食べる？」って聞かれて思いっきり
「モクかマッス！」
と言ってしまいました。
しかも焦って言い直そうとしたら
「モック！　あれ？　モッス！」と。
自分よ、何が食べたいんだい、と
心の中で突っ込んでしまいました。
（モスドナルド）

うちの母が宝くじを
買おうとしたときのこと。
口走った言葉はなんと、
「ミニトロください！」
後ろからは笑い声が聞こえ、
店員さんは大爆笑。
そのあと店員さんは
「ミニロトですね」と訂正。
何度思い出しても赤面だそうです。
（西）

中学時代、スキー部だった時の話。
合宿が終わり、
教頭先生から励ましのお言葉。
教頭「一発！」
一同「‥‥？」
教頭「一泊二日のスキー合宿でしたが」
その後、教頭のあだ名が
「一発」になったことは言うまでもない。
（G.Bear）

塾でたくさんの宿題が出されました。
文句たらたらの
生徒たちに向かって先生が
「みんなが３年生になったときの
　負担を減らすために、
　今フトンをかけてるんだよ！」
即座に「寝ちゃうよ！」とつっこみが。
それを言うなら、「負担」。
（tkd）

入院中の母を気遣って伯母が電話してきた。
「ほら、移転とか！
　移転とかあっても、
　本人には絶対言わない方がいいからね！」
それを言うなら転移‥‥。
まあ、意味も似てますが。
笑えない状況だけに‥‥。
（うり）

息子が、ずる休みをしていたのに
気づくのが遅れてしまったときのこと。
学校への連絡では風邪ということにしとくかな、
などと、いかに先生に対して
言い繕おうかと考えて連絡しました。
ところが「体調が少し‥‥」と
話をしている途中で、
電波が悪くて電話が切れてしまった。
急いでかけ直したら、先ほどの先生に
「それで、○○君の体調はどうなんですか？」
と聞かれて、なぜか慌ててしまい
「はい！　元気です」
と、これまた元気いっぱい答えてしまった。
「えっ？　ぷっ！」
と先生の吹き出す声が聞こえて、
事前に練った作戦は、
あっという間に自爆したのでありました。
うしろ暗いと、やっぱし慌てます。
（カタンちゃん）

食べたあとは「ごちそうさま」ですが、
さて、読んだあとは、どうする？
人によってさまざまですが、たとえば、
「投稿する」ボタンをクリックする、
なんていうのはどうでしょうね？
しかるのちに自身の経験した
愉快なエピソードを端的に書き表し、
だいたい書けたと思ったらすかさず
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どちらさまも、ぜひ、お気軽にどうぞー。

イラスト：しりあがり寿

2011-09-26

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN