その2783
♪キーンコーンカーンコーン
はいはい、席についてー、
静かに、静かに、し・ず・か・に!
今日はこないだやったテストを返すぞー。
こらこら、静かに、し・ず・か・に!
そんでな、今日のテストもな、
ものの見事に「珍解答」が満載で、
先生、職員室で採点しながら、
「ぶふぉ」って変な声出しちゃったぞ。
みんな、もうちょっとマジメになー。
はい、じゃあ、呼ばれた人から取りに来て。
蓑田〜、古賀〜、大野〜、泉〜、新居〜‥‥。
「言いまつがい」を投稿する
はじめて投稿するかたへ

高校の地学のテストで、
「海溝」がどうしても出てこず、
「みぞ」という漢字の
ニュアンスだけで脳を辿り、
私が行き着いた答えは、
「みぞおち」
ま、まぁ伝わるかな?
(鳩尾は突かないで)


それは、国語のテストで
作者名を答えさせる問題が出たときの事。
「芥川龍之介」のリュウの字を、
簡単な方の「竜」で書いてしまうのは
よくある間違いなんでしょうが。
その時ワタシがやっつまったのは‥‥。
「芥川之介」
なんでわざわざ難しく書いて
バツもらっちゃうかなぁ‥‥俺。
(不粋庵遷流)


高校の時、家庭科のテストで
正しくは「おはぎ」と解答するべき問題で、
クラスメイトのある女の子は間違えて
「おすぎ」と解答してしまいました。
そして先生は、赤ペンで「おすぎ」の横に
「とピーコ!!」と書いてました。
(おはぎと書いてれば100点満点)

中学の社会のテストでのこと。
「アイウエオ」の記号で答える問題に対して
私はなぜか「ABCD」
答えていました。
社会の先生は、
「ア→A、イ→B‥‥」という風に
当てはめて合っていれば半分でも
点数をあげようとしたみたいなのですが、
それすらも合わず結局そこは0点でした。
今考えてもなぜそんなわけのわからない
解答を書いたのかわかりません‥‥。
(クイーンオブケアレスミス)

高校入試の社会の問題で、
「次の県で作っているのは何芋か」
というものがありました。
解答欄には「( )いも」と書かれてあります。
問題を見ると、生産地は
どうも群馬を中心とした北関東。
じゃがいもだったら
北海道が入っていないのは変だし、
さつまいもだったら、
鹿児島県がないのはおかしい‥‥。
空欄に「じゃが」だけ
書かせるはずはないから、
きっと名詞として
完成された単語が入るに違いない‥‥。
どうにかひねり出した答えは
「だんしゃく」でした‥‥。
それはじゃがいもの種類!
と自分でも突っ込みながら解答しましたが、
試験終了後、
「あれは『こんにゃく芋』だよね〜」という
他の受験生の声が心に染みました。
(合格はできた)


小学6年生のとき、
毎日ドリルの宿題がありました。
翌日席順に答えを発表するので、
どこが当たるかわかっています。
ある日宿題をいつも忘れる男子が
とても元気よく答えました。
「はぶく!」
国語じゃなくて算数ドリルなのに
と思っていたら‥‥。
解答のページに「省く」とありました。
一応問題のところも
見たほうがいいよと教えたい。
(imaimaru)

はいはい、いいですかー。
帰ってきた答案はよく見直しておくように。
もしも、「珍解答」を見つけたら、
「投稿する」ボタンをクリックして
先生に教えてくださいね。
はい、それじゃあ、今日はここまで。
起立! 礼! 着陸!
♪キーンコーンカーンコーン

イラスト:しりあがり寿
言いまつがいを投稿する
はじめて投稿するかたへ
次へ
2011-09-28
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN