その2807 街で、家庭で、学校で、会社で‥‥。 どうやら、世界のあちこちで、 人々はつねに小さな「まつがい」を くり返しているみたいです。 そのちょっとした「まつがい」を 適量、選んで、並べてみたら、 ほらほら、こんなにおもしろい。 週末恒例の「まつがい」特集。 どうぞ、最後まで、お楽しみくださいませ。

好き嫌いの多い、うちの１歳児。 ある日、喉が渇いた様子なので、 マグカップにお茶を入れてあげたところ、 一口目は勢いよく飲んだが、二口目は拒否。 また好き嫌い？　と ぷんぷん怒りながら私も飲むと‥‥ だし汁でした‥‥。 （お茶パックとだしパックを間違えた） まつがいました！ 今日、ワンピースの下に ミニスカートはいてました‥‥。 しかも結構もこもこした生地。 ヨガスタジオで着替えるまで 気づかなかった！　ぎゃー！ み、みんな気付かないでいてくれたんだろうか！ （にょろり） 朝、携帯のアラームが 予想外に頭の方から鳴ったためパニック！ うるさいからとりあえず 止めなきゃと思い、ピッと‥‥。 エアコンのリモコンでした。 （かずぼう） 朝食後に飲もうと、コーヒーメーカーの スイッチを入れてから新聞を読んでいました。 「プシュー」とか 「シュワー」とかいう音が聞こえたので、 「ポットの底に水滴でもついてたかな」と 思っていたのですが、あまりにも音が続くので コーヒーメーカーの方を見ると、 ポットがセットされておらず、 コーヒーメーカーの周りは 水浸しになっていました。 ‥‥数日後、 「この間はマヌケだった‥‥」と思いながら、 ちゃんとポットをセットしたことを 確認してスイッチを入れ、 ちょっとその場を離れて戻ってきて見たら‥‥ ポットの中には透明な液体がポタポタと‥‥。 ペーパーだけセットして、 コーヒーを入れていませんでした。 ‥‥さらに数日後、 「連チャンでアホなことしたから気をつけよう！」 と１つ１つ確認し、「よしＯＫ」と思って、 また新聞を読んでいたのですが、 何も音がしないので見に行くと、 コンセントが入っていませんでした。 （青海駅） コンビニで五目焼きそばと 缶コーヒーとアイスをカゴにいれてレジへ。 五目焼きそばをあたためている間、 「温かいものと冷たいもの、 　別の袋に入れておきますね〜」と手際よく ２枚の袋（茶と白）を取り出した店員さん。 まず、缶コーヒーを触って冷たいことを確かめ、 「冷たいほうですね」と白い袋に入れました。 次に、アイスを触って冷たいことを確かめ、 「冷たいほうですね」と白い袋に‥‥ん？ 店員さん、店員さん、 アイスは確かめなくてもいいと思いますよ〜。 （とりこの彼氏） 私、小柄で童顔です。 大学生のある日、 地下鉄の１日フリー切符を買おうと窓口で 「フリー切符ください」と言ったら、 ためらうことなく子ども用を渡されました。 社会人になり、友人と入ったファミレスで 渡されたメニューが子ども用。 そこまで幼くないだろう‥‥。 それから数年たった今でもよくまつがわれます。 実年齢の半分以下にまつがわれるのは ありえんだろう、と思ってますが。 （小朋友）

あなたのちょっとした「まつがい」が ほかの誰かに笑顔をもたらすのです。 ですから、ほら、ためらわずに、 「投稿する」ボタンをクリック。 ことのあらましを簡単に書いて、 仕上がりを過度に気にすることなく、 送信ボタンを押してメールしてください。 どうぞ、お気軽にご参加くださいね。 イラスト：しりあがり寿

2011-10-22

HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN