その2882
ま、三が日は過ぎましたけどね、
まだまだ、浮かれていたいですよね。
今年こそ! みたいな決意とか、
新年に際し! みたいな抱負とか、
そういうのはいったん置いておいて、
元祖「言いまつがい」でもお読みください。
そのあと、散歩でもしましょう。
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先日、ラジオの実況を聞いていたら、
リポーターが
「雲がひとつ無い」
とリポートしてました。
ほんとはいくつあるべきだったんでしょうか。
(ひとつはどこへ?)

会社の人が、ある問題が
シロなのかクロなのかという話の流れで
「限りなく
灰色に近いグレーだ」
と言うので、
真面目な顔で聞き続けるのが大変でした。
(完全にグレー)

私が高校生の頃、
コンビニでアルバイトをしていた時の一場面。
お客様の買い物の合計金額が365円。
私は元気よく、
「合計
365日です!」
と。
慌てて訂正しましたが、顔を真っ赤に染めた、
この思い出は忘れられません。
(Na)

この間の雪が降った日のこと。
寒々しい事務室から店舗に帰ってきた
Nさんが震えながら言いました。
「もー、ほんと寒い!
 
ヒンからシえ‥‥
途中で自分のまつがいに気付いて大笑いし、
最後まで言い切らなかったものの、
楽しく分かりやすい言いまつがいをありがとう。
(「芯から冷えた」体もあったまった)

一人暮らしで家事を全部やってる友だちが、
実家暮らしの私にひとこと。
「Mちゃんはいいよね〜。
 家元(いえもと)だから。」
一瞬、うちが由緒正しい家柄みたいでした。
「親元(おやもと)」の言いまつがいでした。
(まりっち)

ある映画の話をしているとき、
母が言いました。
大人からお年寄りまで
 楽しめる映画って書いてあったよ」
大人からお年寄りって、ちょっと範囲狭いから。
子供からお年寄りだから。
(ラ石)

母は服飾業界に勤めています。
結婚を控えたお客様が父子で訪れた際に
まつがってしまいました。
母「お嬢さま、結婚されるんですね、
  おめでとうございます。
  これから、お父様と
  
シルクドーロ
  歩かれるんでしょうね」
そ、それ正しくは「バージンロード」。
しかも道路になってるし。
あてもない砂漠の旅に出ている
親子の姿が想像され、
社員もお客様も大爆笑だったそうです。
(天然素材2号)

先日、仕事の同期がやらかした
小さなミスの話を聞いていました。
私が冗談ぽく慰めようとして言った言葉は
「もう、
おっちょこそいだなぁ」。
何を隠そう、おっちょこちょいは私のほう。
(0.05%)
あ、そういえば、あったなぁ‥‥。
昔の「言いまつがい」でもOKです。
ふとしたはずみに思い出したら、
「投稿する」ボタンをクリック。
その印象深い出来事を簡潔に書き表し、
できたところで送信ボタンを押してください。
あれこれ悩まず、どうぞお気軽に。

イラスト:しりあがり寿
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2012-01-05
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN