その2891
いろんな「まつがい」はあるけれど、
それをただ悔やむばかりではなく、
忘れたり、教訓にしたり、
もっと軽くとらえなおしたりしながら、
私たちは暮らしていくのです。
なかには、その「まつがい」を
ちょっとしたエピソードに転化して
投稿してくださる人たちもいます。
さぁ、週末恒例の「まつがい」特集です。
最後まで、どうぞ、ごゆっくり。
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昼休み、自分で作ったお弁当を
食べようと包みを開けたら、
そこに入っていたのは
卵6個入れのパックだった。
あまりの出来事に
動揺を隠しきれませんでした。
弁当箱にごはんとおかずを詰める段階までは、
まつがってなかったはずなのに‥‥。
(あいこ)

車に積もった雪をはらい終わって、
さあ乗車しようとドアを引くも開かない。
ドアまで凍りついたかと
2、3度思いっきり引くもビクともしない。
どうしようかとふと手を見ると、
そこには
キーが‥‥。
まだドアロックしたままでした。
(ぐっち言う象)

今朝、朝食の準備をしていた時のこと。
ヨーグルトについていた砂糖の袋を開け、
さらさらとふりかけた先は、
隣で準備していた
ミルクティーの鍋の中でした。
(stk)

今日のお昼のことです。
母が、父と母の分の食事を用意していました。
インスタントのとんこつラーメンと焼きそばです。
まず、父の分のとんこつラーメンができて、
父が食べ始めました。
それから、母の焼きそばができて、
母が食べ始めた途端、母が「なにこれ?!」と。
作るときに、
ラーメン用のスープの粉末と、
焼きそば用のソースの粉末
を取り違えて、
さかさまに入れてしまった模様。
父は母が騒ぎだすまで
何も言わずに食べていました。
(ののの)

小学3年の時の話です。
担任が図工に使う彫刻刀と
「ばれん」を用意するように言いました。
いえ、言いたかったのです。
でもその男の担任、なぜか頭に思い浮かんだのは
ステンシルなどでも使う「タンポ」。
しかも、その名称を
「タンポン」とまつがって
クラスの子に伝えてしまった。
初めて聞く「タンポン」なる図工の道具を
用意するよう母に伝える子供たち。
それを聞いた母の驚愕。
図工の時間、ばれん派多数、たんぽ派少数、
そしてタンポン派2名が教室に集いました。
(昔は電話では確認しない時代だった)

私の職場は田舎にあります。
ある日、先輩が出勤する途中、
田んぼの中に
警察の人がいるのを見つけました。
「なになに? なんの事件!?」
と近寄ってみると、
「飛騨牛」と書いたジャンパーを着た
オジサンでした。
遠くから見たら
「警視庁」に見えたそうです。
(ココ)

カフェでコーヒーとパンを頼み、席に着く。
コーヒーのふたを開ける。ん〜、いい香り。
スティックシュガーの端をピッとちぎり、
ちぎったそれをポイッと捨てる。
コーヒーの中に。
‥‥‥‥あああぁぁぁぁぁ!
(wi)
どういう失敗談でもけっこうです。
「まつがってる」と思ったら、
どうぞ気軽にご投稿ください。
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ことのあらましを簡潔につづって
私たちにメールしてください。
ものすごく愉快な話も、
一週間くらい経つと驚くほど
あっさり忘れちゃうものです。
いますぐささっと済ませちゃいましょう。
みなさまのご参加をお待ちしていますー。

イラスト:しりあがり寿
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2012-01-14
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN