その2921
幼い人も、年老いた人も、
働き盛りの人も、思春期の人も、
いまいち調子の悪い人も、
絶好調ですという人も、
お腹が空いてますという人も、
今日こそ求婚するぞという人も、
等しく「言いまつがう」可能性があります。
誰にとっても平等な失敗、
お馴染み、元祖「言いまつがい」。
今日も愉快な話がそろってますよ。
最後まで、どうぞお楽しみください。
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姉が久しぶりに実家へ帰省し、
母の手料理の天ぷらを食べた時のこと。
あまりの美味しさに興奮した姉は、
「あぁ〜!
 久しぶら天ぷり食べた!」
と力強く一言。
言いたいことはわかりますが、
天ぷりって‥‥。
(でかメロン)

中学生の時、友達数人で話しているときに、
「いきなはからいだよね」と言うのを
はかないきらいだよね」
と言いまつがった友達がいました。
その時は深夜でみんな眠たかったのか、
誰もそれにつっこまず、10分後にようやく、
さっきの違うよねーというツッコミが来ました。
あの時は楽しかった。
(りゅうたろう)

小さな頃、すねのことを
「弁慶の泣き所」と言うと母親から教わり、
ある日それを聞かれ、
「ごんべえの打ち所」
と自信満々に答えました。
当時は滅多に見なかった
母の爆笑が不思議でしたが、
今となっては思い出すと笑ってしまいます。
(牛若丸)

娘が、ピクルスを作るので
野菜は何がいい? と聞いてきたので、
「キュウリとカブとあと、
 あのブロッコリーの白い版のやつ、
 あれあれ、ほら、
 
カリフォリャニャー!
野菜か州か猫か?
「カリフラワー」のつもりでした。
(キヨスイ)

先日、スタバで
ラテのカスタマイズを頼もうとして
「ヘーゼルナッツシロップと‥‥」
までは順調に。でも、
「エスプレッソをワンショット」
と言おうとして、口から出たのは
「エスプレッショ!」
‥‥通じましたけどね。
(aki。)

浪人しているというのに
図書館でも話して怒られるわ、
漫画ばっかり読んでるわ、
授業も聞かずにくだらないメモを回してるわ、
そんな毎日を過ごしていた私と友人K。
ある日Kから授業中に回ってきたメモは
当時二人の間で流行っていた
伝説の漫画についてだった。
「ガラスの
仮免の‥‥」
授業中にそんな爆笑メモを回すなっ!
(確かに仮免はガラスのように
 はかないものだけど)

海外の大学を卒業した
バリバリ帰国子女の弊社社長が、
ある日の会議で言いました。
能ある爪は、って言うじゃない?
 つまり彼は、
 
羊の毛皮を被ったなのよ」
日本語では僕のほうが勝ちました。
しかも2つも。
(ヒラ社員)
ああ、こういうことなら覚えがあるわー。
こないだも、まさにこういうことがあって‥‥
おっと、その続きは、メールで!
「投稿する」ボタンをクリックし、
立ち上がったメールソフトの新規画面に
その愉快なエピソードを書いて
私たちにメールしてください。
あれこれ悩まず、どうぞお気軽に!
それでは、また明日ー。

イラスト:しりあがり寿
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2012-02-13
HOBO NIKKAN ITOI SHINBUN