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その2947 |
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「あ、もしもし、○○さんのお宅ですか?」
「いいえ、違いますよ」
「失礼しました」「いいえ」
ガチャン、ツーツーツー。
これがいわゆる、間違い電話ですが、
私たちがお届けする「まつがい電話」は
そういうものとは、ひと味もふた味も違います。
ずばり、もっと、ドラマティック!
そういうことってあるもんなんだねぇ、と
しみじみするようなエピソードが満載です。
それでは、最後まで、どうぞごゆっくり。 |
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ウチには、
週に2回くらい間違い電話がかかります。
その電話は、
「醤油、さしみを3本」とか、
「みそ、3キロ」を注文する電話です。
この前は、注文が留守番電話に入ってたので、
醤油屋さん(味噌も作っている)のところに
留守電の内容を知らせてあげました。
ちなみにうちの電話番号と醤油屋さんは
番号がひとつ違うだけなんです。
(2と3を押し間違えてるんですね) |
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ある日、友人の家の
留守番電話に年配の男性の声で
「○○子か、お父さんだ。
もう怒ってないから、連絡してこい。
待ってるぞ」
と録音があったそうです。
友人の名前は○○子ではなく、
もちろんお父さんとケンカもしていず‥‥。
間違ってますよ、と教えてあげた方がいいのか
ずいぶん悩んでいましたが結局そのままに。
かれこれ15年くらい前のことですが、
今でも時々思い出します。
その後どうなったのかなあ。
(ぽち) |
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ずっと昔に、
「○○の若いもんですが、
親父に至急連絡してくださるよう
お願いします」
と威勢のいい留守電が入っていました。
どうもヤクザの舎弟のような感じだったので
この伝言伝わるのかしら?
と心配になってたら数週間後に妹が
「お姉ちゃん、また○○の
若い人から電話あったよ」と言うので
留守電聞いたら以前と同じような内容。
彼の身がとても心配になりました。
(Y) |
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両親がそろって旅行に行った夜のこと。
一人で留守番している私を
心配した父から電話がありました。
少し酔っぱらっていたのか
声の調子がいつもと違い、
一瞬、父だと気がつかなかった私に父も戸惑い、
かけ間違いをしたと思ったようで‥‥。
父「誰?」
私「えっ? ○○だけど」
父「嘘だ! ○○はそんな声していない!」
しばらく問答を続けたあげく
やっと信じてもらいました。
(間違いじゃないんだけど) |
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私と妹は10歳離れています。
その妹が幼稚園児の頃、
家にかかってきた私あての電話に妹が出ました。
友人「あ、○○といいますが、
お姉ちゃんいる?」
妹「お姉ちゃん‥‥います」
‥‥‥‥沈黙。
ガチャン。
ツーッ‥‥ツーッ。
妹は、私が家にいる事実を
伝えれば良いと思っていた模様。
(そんな妹もいまでは素敵な一児の母親) |
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20年くらい前の話です。
夜の8時くらいだったかな、
会社に1枚のFAXが来たんですよ。
「主人が帰ってきます。
あとで電話します。」
とだけ走り書きされてました。
周りにいた人に見せると
面白がってたくさんの人が集まってきました。
どう考えてもうちの会社宛てではない
まつがいFAX。
なんと発信元の番号も印字されてる。
残業の合間の気分転換とばかりに
対策会議となりました。
「間違ってるって返信してあげたら」
という意見もありましたが
もし帰宅したご主人が
それを見たらという話になり、
そのままほったらかしました。
どうなったのかものすごく気になります。
(てろてろ) |
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「まつがい電話」に限らず、
どのような「まつがい」でも
私たちにメールでお送りくださいませ。
「投稿する」ボタンをクリックして、
記憶に残るその愉快なエピソードを
だいたいの感じで書いて
送信ボタンを押してください。
やるまえにあれこれ悩みすぎず、
どうぞ気軽に書きはじめてみてください。
やってみると、意外に簡単ですよ。
それでは、また明日、お会いしましょう。
イラスト:しりあがり寿 |
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2012-03-10 |
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