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その2971 |
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春、うららかな日を、
のんびりと過ごしていた私の耳に、
ありえないフレーズが飛び込んできた。
私は、思わず、耳を疑った。疑ってよかった。
だってそれは「聞きまつがい」だったのだ。
ま、たしかにそういうふうに
聞こえないことはない。
そんな「聞きまつがい」を
たっぷり集めてお届けします。
どうぞ、最後まで、のんびりお楽しみください。 |
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うちの職場には
年配の方が多くいらっしゃいます。
そのひとりが電話をかけ始めました。
「もしもし〜、
あ、1号線に乗っとります」
へ? なんでここで?
だ、大丈夫かしら‥‥と思ったら
「いつもお世話になっております」と
礼儀正しく挨拶してるだけでした。
(大丈夫じゃないのは私の耳) |
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災害現場からの中継リポート。
「イケメンの救出活動が続いています」
というので、
えー、イケメンしか助けてもらえないのー?
と思ったら、「懸命の救出活動」でした。
(ケイシー27) |
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テレビをつけてニュースを聞きながら
仕事をしていた時のこと。
テレビから
「大型トラックとKー1王者が
衝突事故を起こしました」
というニュースが流れました。
「さすがにトラックはキツいだろ」
と思ってテレビを見ると、
「Kー1王者」ではなく「軽ワゴン車」でした。
(ha) |
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「お客様にお願いします。
車内や駅構内で
婦人靴をお見かけの場合は、
直ちに車掌か駅係員にお知らせください」
網棚にそんなもんが乗ってますか?
乗ってたとしても、直ちに知らせるべきですか?
(正しくは「不審ブツ」) |
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朝、テレビをつけたまま
出かける準備をしていました。
そのときテレビから聞こえてきたのは、
「ピーター・ドラッカーのまねき猫」。
まねき猫?!
と目をやったその画面には
「ピーター・ドラッカーのマネジメント」が
バーンと映っていました。
「ピーター・ドラッカーのまねき猫」も
ビジネス書としていいと思う。
(まねきたい) |
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出先から戻ると、デスクに1枚のメモ。
「コンピュラー・ジンジャーの
○○様よりお電話がありました。
予定通り、14時にいらっしゃるそうです。」
はて? そんなアポ知らないぞ?
と思い、焦りつつ事務所の
スケジュール表を確認してみると、
「14時 金比羅(こんぴら)神社 神棚交換」
との文字が‥‥。
電話をうけ、メモを残してくれた新人くんは、
顔を真っ赤にしながら、ひと言。
「確かに斬新な社名だなぁとは
思っていたのですが‥‥」
(がんばれ新人くん) |
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中日ドラゴンズのマスコット、
ドアラが大好きな友人と、
ある地下街へ行ったときのこと。
そこは、外へ出る階段に
自動ドアがついているところで、
開くときは(おそらく目の不自由な方のために)
「ドアがあきます」
としゃべって教えてくれます。
いつものように、
おしゃべりしながら歩いていくと
「ドアがあきます」との音声が。
友「え? どこどこ??」
私「‥‥?」
友「いま、ドアラがきます、って言った!」
あまりにドアラを愛するあまり、
「ドアがあきます→ドアラがきます」に
聞えてしまった友人でした。
(なおちー) |
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「聞きまつがい」「言いまつがい」
その他どのような「まつがい」でも
どうぞ私たちにお送りください。
あれこれ迷わず、四の五の言わず、
「投稿する」ボタンをクリック!
ことのあらましを簡潔に書き表し、
だいたいのところが再現できたら
送信ボタンを押してくださいね。
それでは、また、明日ー。
イラスト:しりあがり寿 |
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2012-04-03 |
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